2011年度 総合科学部 人間文化学科 国際文化コース 学士課程 — [選択] 2年(前期)

東アジア文化論

教授・有馬 卓也, 准教授・田中 智行, 教授・邵 迎建

2単位

目的

東アジア文化論では,文学作品や思想書,或いは画像などを手がかりに,古代から近現代に至る中国の思想・文化を様々なテーマから解明し理解していくことを主眼に於て講義を行っていく.そして,中国文化の基層に流れている様々なものを考えていきたい.

概要

本講義は,中国の春秋戦国から唐代までを有馬が,唐・宋・明を田中が,清から現代までを邵が担当する.そして,各時代の文化的特質を様々な事件や社会現象を通して,幅広く考えていく.

キーワード

中国思想,中国文学,中国文化

目標

1.中国文化の理解を通して,人間の普遍的な理解を試み得る目をもつ.

計画

1.ガイダンス・春秋戦国期の思想
2.秦から前漢へ
3.前漢武帝期
4.前漢の終焉と後漢
5.初期道教
6.道教の隆盛
7.魏晋南北朝期の志怪小説
8.唐代の伝奇小説
9.唐宋の詩文
10.宋詞と元曲
11.明清の文学と出版文化
12.国民国家と小説
13.戦争期の映画と演劇
14.中華人民共和国の人民文学
15.試験
16.総括

評価

出席と期末試験による

再評価

行わない

参考資料

授業中に適宜紹介していく

連絡先

有馬(088-656-7119, arima@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 随時
田中(総合科学部1号館2320号, 088-656-7115, tomoyuki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 一応水曜日の13∼14時とするが,随時質問を受け付ける.
邵(yingjian@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)