2011年度 総合科学部 社会創生学科 公共政策コース 学士課程 — [選択] 2年(後期)

理論経済学II

教授・立花 敬雄

2単位

目的

資本主義経済の本質と構造について,分析と総合,帰納と演繹といった学問的方法を有する経済学を体系的に学習する.剰余価値論,賃金論,蓄積論,表式論,価格論,利子論,等のそれぞれの内容と関連を概説し,それに関わる現代社会・経済の諸問題を説明する.

目標

1.資本主義経済の本質と構造を理論的に解明するために,経済学の専門的知識を習得し,現代社会・経済の諸問題の解決に資する能力を身につけること.

計画

1.1.経済学と現代社会・経済の諸問題
2.2.大工業と剰余価値の生産
3.3.時間賃金と出来高賃金
4.4.賃金の国際的比較
5.5.単純再生産と拡大再生産
6.6.資本主義的蓄積の一般的法則
7.7.流通過程と再生産表式
8.8.価格と利潤率
9.9.商業利潤と利子
10.10.差額地代と絶対地代

評価

受講態度と論述形式のテスト,レポートを総合的に判断して評価する.

再評価

実施する.

教科書

講義時に指示する.

連絡先

立花(656-7187, tachiba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 随時