アメリカ史特論
目的
植民地時代から現代までのアメリカの歴史変遷のなかで女性の地位が変化していくプロセスを,資料の講読を通じて検討する.
概要
アメリカ民主主義の展開の先駆性と模範的な原理·思想が17世紀以来発展するが,先住民や黒人と女性についてはその適用が除外されたり, 大幅に遅れたりする.その事情と歴史的背景について,理解してもらい, 近代のフェミニズムがアメリカに展開することになるまでの経過を探って ゆく.
キーワード
アメリカ史,民主主義,フェミニズム
注意
特になし
目標
1. | 女性史を通じてアメリカ民主主義の矛盾を理解する.. |
計画
1. | アメリカとフェミニズム |
2. | 植民地時代の女性 |
3. | 独立革命の原理と女性 |
4. | 奴隷制反対運動と女性運動 |
5. | 南北戦争と女性 |
6. | 新しい女性運動 |
7. | 第一次大戦の中の女性 |
8. | 1920年代と新女性の出現 |
9. | ニューディールと女性の受難 |
10. | 第二次大戦と「たくましい」女性像 |
11. | 冷戦時代の保守回帰と女性 |
12. | 現代フェミニズムの展開 |
13. | ウーマンリブとラディカル・フェミニズム |
14. | アメリカ女性の現在 |
15. | アメリカ女性運動の展望 |
評価
毎回の小レポート
再評価
行わない
教科書
特になし.
参考資料
講義中に配付します.
連絡先
西出(連絡先未登録)
- オフィスアワー: 質問などは,講義の前後に教室で聞きます.
今井(1319, 088-656-7139, shi-imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
隔年開講(今年度後期開講)