2011年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース 学士課程 — 2年(前期)

ウェルネス概論

教授・田中 俊夫

2単位

概要

少子高齢化が進む日本社会にあって,医療費の増加に歯止めをかけ,高齢者のQOLを維持していくことは極めて重要・至難な社会的課題である.この健康福祉に関して,国の施策方針から地域現場における具体的な実践例まで,さまざまなレベルにおける取組を学習し,その成果と課題について考察する.さらに,今後の健康福祉政策のあるべき姿について考えていく

キーワード

健康福祉,メタボリックシンドローム,介護予防,運動指針

計画

1.地域健康福祉概論
2.アメリカと日本における健康福祉政策
3.健康福祉を担う指導者
4.メタボリックシンドロームと健康福祉政策
5.運動基準・運動指針
6.介護予防・高齢者医療と健康福祉政策
7.県レベルにおける健康福祉への取り組み
8.市町村レベルにおける健康福祉への取り組み
9.民間企業·団体における健康福祉への取り組み
10.具体的な実践事例1(生活習慣病と運動疫学)
11.具体的な実践事例2(健康づくり運動とカウンセリング支援)
12.現場の声を聞く1(メンタルヘルスと運動の効果)
13.現場の声を聞く2(ストレスアセスメントと運動指導)
14.地域健康福祉の未来像を探る
15.まとめ

評価

出席状況(40%),小テスト授業内レポート(10%),期末試験(50%)

再評価

行わない

教科書

なし

連絡先

田中(088-656-7280, tanaka@cue.tokushima-u.ac(no-spam).jp)