プログラミング基礎演習II
准教授・鍋島 克輔
2単位
目的
この授業の目的は,パソコンで簡単なプログラムが作成できるようになるまで,初歩からプログラミングを学習することである.数学の問題を題材とし,パソコンを使った実習を通じて,プログラミングの基礎知識を習得する.
概要
まず,数学の基礎的な問題を題材にして,プログラミング言語の文法についての演習を繰り返し,言語に備わる基本的な構文の使い方を習得する.次に,整列や連立1次方程式の解法などの演習により,アルゴリズムを理解して,それをプログラムにする能力を身につける.
キーワード
プログラミング,基本アルゴリズム
注意
この授業は,数理·情報コースの学生を対象とします.πやeなどの数学定数の近似計算,素数や級数の和,方程式の解を求める演習などを行いますので,その程度の数学の知識を仮定します.尚,設備の関係上,受講希望者が多数のときは,受講できない場合があります.必ず担当教員の受講許可を得てから受講登録してください.
目標
1. | 言語処理系の操作法を習得し,簡単なプログラムを短時間で作成できるようになること |
2. | 与えられたアルゴリズムを理解し,それをプログラムにすることができるようになること |
計画
1. | 文法の基礎(変数,代入文) |
2. | 文法の基礎(場合分け,繰り返し) |
3. | 文法の基礎(配列,手続き) |
4. | 文法の基礎(グラフィックス,アニメーション) |
5. | 基本アルゴリズムの理解とその実装 |
評価
授業への取り組みと期末課題により評価する.
再評価
期末課題の再提出を認める.
教科書
毎回プリントを配布する.
参考資料
林··児玉共著「実習 Visual Basic 2005」サイエンス社
連絡先
鍋島(nabesima@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)