2011年度 総合科学部 人間社会学科 マルチメディアコース 学士課程 — 2年(後期)

ミュージックデザイン

Design of Music

教授・宮澤 一人

2単位

目的

現代社会には様々な目的に音楽が使われている.ここでは芸術的表現を目的としていない,言い換えれば日常の環境の中で多様な形で表れる音楽について,それらがなぜ必要なのか,またどのような要素が「心地よく」感じられるのかについて考察する.

概要

人間にとって「心地よい音楽」とはどのようなものなのかについて,様々の角度から考察する.

関連科目

デスク·トップ·ミュージック

注意

日常生活の中での音楽全般を授業の対象とするので,日頃から身の周りの音楽,音響に関心を持ってもらいたい.楽譜を書いたり,実際に演奏したりすることもある.

目標

1.音楽を構成する様々な要素を確実に理解し,使用目的に応じた音楽を作り出せる.

計画

1.音楽の様々な目的
2.ドラムの構造と演奏技法
3.ベースとギターの構造と演奏方法
4.様々な鍵盤楽器
5.ストリングスとホーンセクション
6.ゲームの音楽
7.テレビやコマーシャルの音楽
8.街で聞かれる様々な音楽
9.音楽と映像によるマルチメディア作品の鑑賞(その1)
10.教材DVDにおける音楽の役割についての考察
11.音楽とイメージの考察
12.ヒーリング音楽とは(なぜ音楽で癒されるのか)
13.音楽と映像によるマルチメディア作品の鑑賞(その2)
14.着メロ製作
15.総括授業
16.期末レポート

評価

講義時間中の小テスト,およびレポート

再評価

行わない

教科書

教材については適宜プリントなどを配付する. その他参考書籍については講義の際に紹介する.

連絡先

宮澤(マルチメディアA棟 204, 088-656-7163, miyazawa@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日昼休み(研究室に在室している時は,特別な場合を除いて対応可能)

備考

1.今年度は開講する.なお今回の開講が最終回になる.
2.平成20年度以前入学生を対象とする,21年度以降入学生は受講できない.