2011年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 学士課程 — 3年(前期)

2011年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 学士課程 — 3年(前期)

実用ドイツ語演習II(その1)

教授・石川 榮作

2単位

目的

この授業では,実用ドイツ語Iでの学習を基礎として,特に読む,聴くという言語運用能力の養成に重点を置く.

概要

できる限り実際に使われているドイツ語のテクストや音声に触れる.基本的な実用テキストを独力で読める程度の読解力と,ゆっくり話される簡単なドイツ語を聞き取り,概略を理解する能力の獲得ができるようにする.

キーワード

ドイツ語,読解力,会話,ヒアリング

注意

国際文化と欧米言語の両コースで実用ドイツ語演習をメインに履修する学生は,IIと並行してIIIを受講しなければならない.しかしそれ以外の学生は,実用ドイツ語Iを4単位受講済みであることを条件に,2単位ごとに実用ドイツ語演習Ⅱを単独で受講することができる.またこの授業は,ドイツ語検定を受検したい学生にも適している.

目標

1.ドイツ語を読み聴く実用的能力を身につけ,あわせてドイツの社会と文化を直接に知ることができるようになる.

計画

1.グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』講読とヒアリング(1)
2.グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』講読とヒアリング(2)
3.グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』講読とヒアリング(3)
4.グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』講読とヒアリング(総まとめと小テスト)
5.実用ドイツ語テキスト講読(1)
6.実用ドイツ語テキスト講読(2)
7.実用ドイツ語テキスト講読(3)
8.実用ドイツ語テキスト講読(総まとめと小テキスト)
9.グリム童話『灰かぶり』講読とヒアリング(1)
10.グリム童話『灰かぶり』講読とヒアリング(2)
11.グリム童話『灰かぶり』講読とヒアリング(3)
12.グリム童話『灰かぶり』講読とヒアリング(総まとめと小テスト)
13.実用ドイツ語テキスト講読(4)
14.実用ドイツ語テキスト講読(5)
15.実用ドイツ語テキスト講読(6)
16.実用ドイツ語テキスト講読(総まとめと小テスト)

評価

授業への取り組み(50%)と授業の中でときどき行うミニテスト(50%)で評価する.

再評価

教科書

特定の教科書は使用せず,プリントを配布する.

必ず辞書を持参すること.

連絡先

石川(088-656-7142, ishikawa@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週 金曜日 15時から16時