2011年度 総合科学部 人間文化学科 国際文化コース 学士課程 — [選択] 3年(後期), 4年(後期)

英米文学演習

准教授・山内 暁彦

2単位

目的

英米の諷刺文学の中からいくつか代表的なものを取り上げ研究する.卒業研究に取り組む際の基礎的な研究態度を養う.

概要

〈諷刺の文学〉という視点で,主に英米の(あるいはヨーロッパ諸国の)散文で書かれた文学作品を扱う.場合によっては,韻文や戯曲,映像作品なども取り上げる.作品そのものを精読しつつ,作者の人生や時代背景をも考えながら,受講生が自分なりの解釈に至れるよう援助する.平成23年度後期は,受講生とともに取り扱う対象の作品を選択し,講読する.更には,当該の作品を論じた批評を読み,解釈の幅を広げる.

キーワード

諷刺,英米文学

注意

受講生には,演習に参加する過程で,各自,関心のある作品を見い出し,それを対象として更に研究を進めて行くことを望む.

目標

1.諷刺文学の持つ意味を自分なりに考察し理解すること.

計画

1.様々な作品を講読の形で取り扱う.また,それらを題材に,諷刺の起源や原理,主題や技法に関しても検討する.

評価

出席状況,発表などの,演習に取り組む態度,レポート試験の得点などにより,総合的に成績評価を行なう.

再評価

行なう.

教科書

教科書は使用せず,プリントを配付する.各自プリントの管理を確実にすること.

参考資料

参考資料については授業中に指示する.各種ハンドアウトを随時配布する.

連絡先

山内(3308, 088-656-7132, yamauchi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 金曜日 12時∼13時

備考

卒論指導学生の受入上限人数は3,卒論指導をしない学生の受入上限人数は3とする.