ヨーロッパ思想演習
教授・石田 三千雄
2単位
目的
卒論作成に向けて,文献検索の仕方や論文の読み方・論文作成の指導を行う.ヨーロッパの哲学思想に関わる文献を読むと共に,またそれに関わる哲学・倫理学の概念について討論し,プレゼンテーションの力も養う.
概要
主に近現代ドイツの哲学思想について学ぶ.カントやヘーゲルの哲学といったオーソドックスな哲学以外に,現代の環境倫理や広く自然哲学,自然美学などに関わる事柄も学ぶことができる.受講生は自分でテーマを設定して発表を行う.
キーワード
哲学,倫理,ヨーロッパ思想
目標
1. | ヨーロッパ思想に関わる知識を身につけ,論理的な思考や論理的な文章を書く能力の養成を目標とする. |
計画
1. | 過去の哲学思想を学びながら,現代社会のあり方,人間の生き方について考える.哲学思想に関わる文献を読みながら,その間に受講生による発表を行う. |
2. | 最近の卒論のテーマは,「スピノザ哲学の考察―決定論と自由の整合性から―」,「グレゴリオ聖歌について」,「ミケランジェロによる三体のピエタ」などである. |
評価
発表したレジュメと出席で評価する.
再評価
なし
参考資料
そのつど資料を配付する.
連絡先
石田(2328, 088-656-7147, mishida@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜日14時∼15時