心理・健康ゼミナールⅡ
講師・行實 鉄平
2単位
目的
スポーツは今や生活のいたるところに存在し,身近なものになってきました.しかし,定期的・継続的にスポーツを行っている人は意外と少なく,また,女性や高齢者,障害を持った方々など対象によっては,その環境はもっと深刻です.スポーツを「みんなが楽しめる文化」として普及・振興していくために何が必要なのか.このゼミでは,スポーツの供給側(スポーツ行政,学校運動部活動,公共スポーツ施設,民間スポーツ施設,スポーツ指導者など)や,需要側(住民,生徒・児童,会員,高齢者,障害者など)に関わる様々な問題点を考え,それを解決していく方策を検討していきます.
概要
スポーツに関わる諸問題に対し,スポーツ経営学的視点をよりどころに,理論と実践を通して,そのアプローチを自分自身で考え,解決する能力を身につける.その成果は,卒業論文としてまとめる.
キーワード
スポーツマネジメント,スポーツの普及振興
注意
前期開講の「心理・健康ゼミナールⅠ」を履修しておくこと.
目標
1. | スポーツの普及・振興に関する問題の把握(テーマ設定) |
2. | 各自,興味関心のあるテーマに関する文献収集(先行研究の収集) |
3. | 社会調査に関する知識とデータ分析方法の習得(分析技術の習得) |
4. | 卒論テーマに即した調査実施,及びプレゼンテーション(実践・分析・発表) |
計画
1. | 質的(インタビュー)調査の計画1 |
2. | 〃2 |
3. | 質的(インタビュー)調査の実施 |
4. | 質的(インタビュー)調査の分析1 |
5. | 〃2 |
6. | 〃3 |
7. | 質的(インタビュー)調査のまとめ |
8. | 量的(アンケート)調査の計画1 |
9. | 〃2 |
10. | 〃3 |
11. | 量的(アンケート)調査の実施 |
12. | 量的(アンケート)調査の分析1 |
13. | 〃2 |
14. | 〃3 |
15. | 量的(アンケート)調査のまとめ |
16. | プレゼンテーション |
評価
評価方法は「出席50%」「態度20%」「プレゼンテーション30%」といった3視点での総合評価.
再評価
なし
教科書
なし.各自の問題意識に応じた文献を適宜紹介していく.
連絡先
行實(スポーツ経営学研究室, 088-656-7286, yukizane@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 毎週木曜日夕方