2011年度 総合科学部 人間文化学科 心理・健康コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

教育相談

准教授・福森 崇貴

2単位

目的

学校現場では日々,様々な問題が起こっている.このような背景のもと,生徒たちの「その子らしさ」と一体どのように付き合っていけばよいのだろうか.そのような問いについて教育相談という立場から考えると共に,現場の実際や問題への対応について理解することを目的とする.

概要

教育相談に関する基礎理論及び学校現場の実際について

目標

1.教育相談の意義と必要性について考え,その上で,一人一人の生徒に効果的に関与できる力を身につけることを目標とする.

計画

1.ガイダンス ─教育相談とは何か─
2.カウンセリングの基本的理論
3.傾聴の実際 その1
4.傾聴の実際 その2
5.話の促し その1
6.話の促し その2
7.沈黙への対応
8.カウンセリング場面の実際
9.生徒理解に向けて
10.問題行動とその対応 その1:不登校
11.問題行動とその対応 その2:いじめ
12.問題行動とその対応 その3:その他の問題
13.保護者との関わり
14.まとめ
15.期末試験
16.総括

評価

期末試験,授業への取り組みなどを元に総合的に評価する.

再評価

教科書

特に指定せず,必要に応じて資料を配布する.

連絡先

福森(fukumori@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)