2011年度 総合科学部 社会創生学科 公共政策コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

計画の数理

准教授・滑川 達

2単位

目的

社会資本·土木施設の計画立案および評価に不可欠な,土木計画学の基礎となる理論および手法についての基礎的な能力を身につける.

概要

確率·統計の基礎を講述するとともに,多変量解析における重要な一手法である回帰分析について詳しく講述する. また,数理計画法の重要な一分野である線形計画法について講述する.

キーワード

確率統計,多変量解析,線形計画法

先行科目

計画の論理

関連科目

確率統計学

注意

なし

目標

1.確率統計,回帰分析,多変量解析,線形計画法に関する基礎的能力を習得している.

計画

1.ガイダンス
2.確率統計1
3.確率統計2
4.確率統計3
5.相関係数
6.回帰分析
7.中間試験
8.多変量解析1
9.多変量解析2
10.線形計画法1
11.線形計画法2
12.線形計画法3
13.線形計画法4
14.線形計画法5
15.期末試験
16.総括授業

評価

到達目標の達成度を,中間試験,レポート課題,期末試験の評点によって評価し,評点≧60%を当目標のクリア条件とする.成績は,中間試験,レポート課題,期末試験の評点の重みをそれぞれ,40%,20%および40%として算出する.

教科書

秋山孝正·上田孝行編著,すぐわかる計画数学,コロナ社

参考資料

吉川和広著土木計画学森北出版

連絡先

滑川(A412, 088-656-9877, namerikawa@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:年度ごとに学科の掲示を参照すること

備考

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.