公共政策演習ⅠB
Seminar: IB
教授・水島 多喜男
1単位
目的
担当教員の研究対象は三分野あります. ·第一は中東産油国の社会経済論.この地域はイスラームの強い影響下にあり,また,その多, くが開発途上国であるため,分析方法としては経済学の手法と地域研究の手法を用い ます. ·第二は,これと表裏をなすものとしての石油·天然ガス産業論. ·第三は,これらを統合して理解するための基礎理論としての世界経済論です(ゼミの名称, には,一般的な「国際経済論」を使用). ゼミでは,これらに関連する問題を中心に,世界経済の問題についての理解を深めます.
概要
毎回のゼミでは,担当教員の研究分野に限定せず,世界経済論の基礎理論と現実の問題の関連にかかわるテキストを輪読する.
注意
「世界経済論I,II」は必修.ゼミは,自発的な学習の場であるとともに,会議の運営とプレゼンテーションの訓練の場でもあります.従ってゼミの運営には自治意識の涵養,信頼関係の醸成が基本になります.3年終了までに,経済史,経済学説史,近代経済学とマルクス経済学について基本的な教科書で良いから,通読することを進めます.経済学の古典に関心を持つこと.古典には教科書にない力があります.統計処理と語学力を高める努力を続けてください.
目標
1. | 世界的な経済現象について基本的論点を理解した上で,幅広い視野を養う. |
計画
1. | 指定した図書を輪読する. |
評価
授業への取り組み
再評価
なし
教科書
各年のゼミ募集要項を参照のこと.
連絡先
水島(2203, 088-656-7188, mizushim@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)