2011年度 総合科学部 社会創生学科 環境共生コース 学士課程 — [選択] 3年(前期)

生物資源論

准教授・金丸 芳, 教授・横井川 久己男, 教授・増田 俊哉

2単位

目的

生物資源について,生命科学的かつ化学的立場から多角的に取り上げ,解説する.そして,生物資源を知ることで,環境共生としての生物多様性や環境保全を考える.

概要

微生物系生物資源の特徴・機能・その利用,さらに遺伝子資源としての微生物を解説する.生物資源としての農産物や食料と,生命環境との関わり,さらに適切な生物資源の利用や確保について解説する.生物資源とは何かを物質科学的に考察し,その利用と現状と将来,さらに地球環境との関係を考察し,解説する.

キーワード

生物資源

注意

3名の教員で分担する講義である.各教員が担当する5回の講義の中で評価(テスト等)も各々行う.総合評価は,各教員の評価を合わせて行うので,各教員の評価を受けること.

目標

1.生物資源の特徴や現状,そして利用について習得し,生物資源と,環境との共生の関わりを理解し,今後の展望を考察できるようにする.

計画

1.生物資源としての微生物の特徴
2.生物資源としての微生物の機能
3.生物資源としての微生物の利用
4.生物資源としての微生物の保存
5.生物資源としての微生物遺伝子
6.生物資源としての農産物・食料
7.生物資源と生命環境
8.生物資源の機能有用性
9.生物資源の有効利用
10.生物資源の循環利用
11.生物資源と化学(化石)資源―相違と将来展望
12.利用可能な生物資源—バイオマスなど
13.生物資源物質の利用
14.徳島に関係した生物資源とその研究I(歴史)
15.徳島に関係した生物資源とその研究II(現在)
16.総括

評価

授業への出席,テスト,レポート等で総合評価する

再評価

行わない

教科書

プリントを適宜配布する

連絡先

金丸(088-656-7268, kanemaru@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
横井川(3221, 088-656-7267, yokoigaw@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
増田(2N01, 088-656-7244, masuda@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)