生物資源論
目的
生物資源について,生命科学的かつ化学的立場から多角的に取り上げ,解説する.そして,生物資源を知ることで,環境共生としての生物多様性や環境保全を考える.
概要
微生物系生物資源の特徴・機能・その利用,さらに遺伝子資源としての微生物を解説する.生物資源としての農産物や食料と,生命環境との関わり,さらに適切な生物資源の利用や確保について解説する.生物資源とは何かを物質科学的に考察し,その利用と現状と将来,さらに地球環境との関係を考察し,解説する.
キーワード
生物資源
注意
3名の教員で分担する講義である.各教員が担当する5回の講義の中で評価(テスト等)も各々行う.総合評価は,各教員の評価を合わせて行うので,各教員の評価を受けること.
目標
1. | 生物資源の特徴や現状,そして利用について習得し,生物資源と,環境との共生の関わりを理解し,今後の展望を考察できるようにする. |
計画
1. | 生物資源としての微生物の特徴 |
2. | 生物資源としての微生物の機能 |
3. | 生物資源としての微生物の利用 |
4. | 生物資源としての微生物の保存 |
5. | 生物資源としての微生物遺伝子 |
6. | 生物資源としての農産物・食料 |
7. | 生物資源と生命環境 |
8. | 生物資源の機能有用性 |
9. | 生物資源の有効利用 |
10. | 生物資源の循環利用 |
11. | 生物資源と化学(化石)資源―相違と将来展望 |
12. | 利用可能な生物資源—バイオマスなど |
13. | 生物資源物質の利用 |
14. | 徳島に関係した生物資源とその研究I(歴史) |
15. | 徳島に関係した生物資源とその研究II(現在) |
16. | 総括 |
評価
授業への出席,テスト,レポート等で総合評価する
再評価
行わない
教科書
プリントを適宜配布する
連絡先
金丸(088-656-7268, kanemaru@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
横井川(3221, 088-656-7267, yokoigaw@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
増田(2N01, 088-656-7244, masuda@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)