2011年度 総合科学部 社会創生学科 環境共生コース 学士課程 — [選択] 3年(前期)

環境共生学実験Ⅱ

教授・小山 保夫, 教授・横井川 久己男, 教授・中川 秀幸, 准教授・金丸 芳

2単位

目的

環境共生コースの中で,環境資源科学関連の研究を行う為には,専門的知識とそれに伴う実験技術が必要である.そこで,タンパク質および細胞レベルにおける実験を行い,実験技術を習得し,洞察力を身につける.

概要

タンパク質の分析,微生物の観察や酵素の作用,動物細胞の観察や細胞への影響を検討する実験を行い,まとめ,考察する.

キーワード

細胞,タンパク質,微生物

注意

実験には必ず出席し,自ら実験し,レポートを提出することが必須である.そのため,文献を調べるなどの勉強が必要である.

目標

1.タンパク質・細胞(微生物から動物細胞まで)を理解し,その実験技術を習得する.

計画

1.オリエンテーション及び細胞標本の調製方法
2.化学物資による細胞毒性の簡便な評価1(形態観察)
3.化学物質による細胞毒性の簡便な評価2(増殖抑制)
4.化学物質による細胞毒性の簡便な評価3(統計処理)
5.タンパク質の分離精製1
6.タンパク質の分離精製2
7.タンパク質の電気泳動
8.パン酵母の発酵力測定
9.保存料の静菌作用
10.微生物酵素の誘導と抑制その1
11.微生物酵素の誘導と抑制その2
12.食品機能性を持つ成分の分離
13.成分の生体への機能活性測定(細胞増殖抑制)
14.成分の機能活性評価
15.テスト
16.総括

評価

出席状況・実験への取り組み状況・レポート提出により総合評価する

再評価

行わない 欠席者への再実験も実施しない

教科書

テキストを配布する

連絡先

小山(総合科学部3号館3N06, oyama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: メールで相談内容及び日時を打ち合わせ
横井川(3221, 088-656-7267, yokoigaw@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
中川(3222, 088-656-7259, sea-hide@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 研究室に在室の時はいつでも.
金丸(088-656-7268, kanemaru@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)