2011年度 徳島大学 共通教育 社会性形成科目群 — 毎年(前期)

共創型学習 / 身近にある「ゆったりもの」—方言をつかまえようー

Creativity Development / Let's enjoy dialects through survey !

平成19年度以前の授業科目:『共創型学習』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『歴史と文化 / 身近にある「ゆったりもの」—方言をつかまえようー』

教授・岸江 信介

2単位

 火(9・10) 全(全)

授業の目的

身近にあって気づかないものの一つに方言がある.物心ついた時分から使ってきた「自分のことば」「地域のことば」についていろいろな角度から見つめたり,言語景観として地域の表示物の観察を通じて,適切な表示がなされているかどうかを分析する.

授業の概要

地域の方言や町の言語景観をテーマに取り上げ,フィールドワークを行う.方言の分析のほか,言語景観の観察を通じて多言語状況の実態を把握する.

受講者へのメッセージ

少人数構成によるゼミ形式の授業なので,方言音声などのデータ収集ためのフィールドワークを実施する.ぜひ参加して頂きたい.

授業の計画

1.みぢかなもの「方言」とは
2.地域の方言や町の言語表示物を調べる --調べ方について--
3.受講生のグループ化-グループによる方言研究と研究テーマの設定-
4.フィールドワークの準備-方言調査-
5.方言資料などの収集の手順説明
6.調査票の作成1
7.調査票の作成2
8.フィールド調査1
9.フィールド調査2
10.補充データの収集
11.収集した方言の処理や言語景観に関してのデータを整理する
12.方言や写真などのデータベースを作成
13.調査報告1-プレゼンテーション-
14.調査報告2-プレゼンテーション-
15.調査報告3-プレゼンテーション-
16.まとめ

成績評価の方法

成績評価については出席40%,レポート30%,発表30%

再試験の有無

教科書

特に指定しない

連絡先

岸江(088-656-9309, kishie@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

社会人ボランティアの参加要請(5名程度)・・・方言や地域文化に興味のある社会人ボランティアの方で学生の調査補助をして下さる方を募集しています.