2011年度 徳島大学 共通教育 社会性形成科目群 — 毎年(後期)

ヒューマンコミュニケーション / 高齢者との交流から学ぶ

Human Communication / Collaborative Learning with Aged People

平成19年度以前の授業科目:『ヒューマンコミュニケーション』

教授・日野出 大輔, 助教・竹内 祐子

2単位

 "木, 集中"("5∼8, 10/6∼12/22") 歯((歯)1年)

授業のタイプ

演習

授業の目的

歯科医療系学生における人間力を高めるため,早期から学生自らのコミュニケーション能力を向上させ,ホスピタリティ・マインドを体得し,将来患者と向き合える歯科医療従事者を育てる一助とする.

授業の概要

この授業では,学内講義・演習と学外体験学習(高齢者交流学習)を柱とする.学内講義・施設説明を受けた後,学外の養護老人ホームにおいて高齢者と8回にわたり交流し,教育管理ネットワークシステム(エデュネット)を用いて学習内容を記録・提出する.また,学内演習(中間ふり返り授業・最終ふり返り授業)を行い,体験学習を通して得られた内容について,意見交換する機会を設ける.

キーワード

対人コミュニケーション,高齢者,ホスピタリティ・マインド

受講者へのメッセージ

人間関係が希薄な現代においては,年齢を超えた人間関係作りや,ヒューマン・コミュニケーション(お互いの考えや気持ちを理解しあうこと)を意図的に学ぶことが必要である. 人と関わるには,相手の立場に立って心の有り様を想像し,相手の心に寄り添った行動をすることが大切である.そのための学外体験学習を行う.

到達目標

1.基本的マナーを守る.
2.コミュニケーション力を養う.
3.ホスピタリティ・マインドをもって対応する.
4.相手を受容して適切に行動する.

授業の計画

1.授業説明,講義「生と死,老いを考える」,高齢者施設説明
2.高齢者交流学習1(学外体験学習)
3.高齢者交流学習2(学外体験学習)
4.高齢者交流学習3(学外体験学習)
5.高齢者交流学習4(学外体験学習)
6.学内演習(中間ふり返り授業)
7.高齢者交流学習5(学外体験学習)
8.高齢者交流学習6(学外体験学習)
9.高齢者交流学習7(学外体験学習)
10.高齢者交流学習8(学外体験学習)
11.学内演習(最終ふり返り授業)

成績評価の方法

出席状況(40%)とレポート(60%)によって総合的に評価する.

再試験の有無

原則として行なわない

教科書

適宜プリントを配布する.

連絡先

日野出(088-633-7543, hinode@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)