2011年度 歯学部 口腔保健学科 学士課程 — [選択] 3年(前期)

就労支援サービス

教授・白山 靖彦

1単位

形態

講義

一般目標

就労支援制度の基本的事項を理解し,就労支援に係る社会福祉士の役割を修得する.

授業概要

相談援助活動において必要な就労支援制度,就労支援に係る組織,団体,専門職,就労支援分野における連携について教授する.

授業方法

講義形式

授業場所

3年前期金曜 3時限目 第5講義室

注意事項

就労支援サービスの授業では授業計画の「内容」の欄に各講義事項のキーワードを掲載している. ①受講者は各回のキーワードについて事前に予習して理解した内容を簡潔に纏めること. ②受講者は毎回受講後に学習成果を基にキーワードについて再度内容を簡潔に纏めること. また予習時の内容と復習時の内容を比較して学習成果を確認すること. ③試験は全講義数の2/3以上の出席を満たしている者に対して行う. ④予習,復習をすることが出席評価に含まれる.

行動目標 (到達目標)

1.雇用・就労の動向と労働政策の概要について説明できる.
2.就労支援制度の概要について説明できる.
3.就労支援に係る組織,団体の役割と実際について説明できる.
4.就労支援に係る専門職の役割と実際について説明できる.
5.就労支援分野における連携と実際について説明できる.

授業計画

大項目中項目内容担当到達目標
1.雇用・就労の動向と労働政策の概要雇用・就労の動向
労働市場の動向
白山1
2. 〃労働法規の概要
労働基準法
3.就労支援制度の概要生活保護対策
自立支援プログラムなど
2
4. 〃障害者自立支援制度
福祉就労など
5. 〃障害者雇用施策
障害者雇用促進法
6.就労支援に係る組織,団体の役割と実際
ハローワークの設置など
3
7. 〃市町村
社会福祉事務所など
8. 〃都道府県
生活保護受給者就労支援事業
9. 〃ハローワーク
ハローワークの役割と概要
10. 〃職業リハビリテーション機関
トライアル雇用など
11. 〃障害者支援施設
授産施設など
12.就労支援に係る専門職と実際ハローワークとの連携
就労支援コーディネーターなど
4
13. 〃障害者雇用施策との連携
就労支援員など
14.就労支援分野との連携と実際障害者福祉施策との連携
ジョブコーチなど
5
15. 〃教育施策との連携
まとめ
1~5

成績評価の方法

筆記試験を実施し,100点満点で60点以上を合格とする.

再試験

必要に応じて行う.

教科書,参考書

新・社会福祉士養成講座 第18巻 就労支援サービス 中央法規出版

参考資料

福祉小六法 中央法規出版

連絡先

白山(088-633-9241, shirayama@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)