2011年度 歯学部 口腔保健学科 学士課程

骨学・系統解剖見学

講師・吉田 賀弥, 教授・北村 清一郎, 准教授・山下 菊治, 助教・角田 佳折

形態

実習

一般目標

講義で習得した知識を基にして,実際に人体乾燥骨標本や系統解剖を観察・見学することにより,人体の構造を深く理解する.

授業概要

骨学実習:人体乾燥骨格・骨標本を観察し,人体を構成する骨の名称と位置,連結関係,左右の鑑別及び各骨の主要部位の名称を学習する.
組織学実習:組織標本を顕微鏡下で観察,スケッチすることにより器官の組織学的構造を把握する.
系統解剖実習:人体の解剖を見学し,その主要構造や位置的関係を学習する.特に頭頸部については詳細にその構造,形を学習する.

授業方法

実習

授業場所

金曜4,5,6時限目 第3実習室 3回,解剖実習室 4回

注意事項

実習の全回出席をもって履修を認定する.
発表内容が到達目標に達していない場合は,追加レポート等を課す.

行動目標 (到達目標)

1.顕微鏡の使用方法を修得する.
2.歯の組織構造を説明できる.
3.歯周組織の構成要素とその組織構造を説明できる.
4.口腔粘膜を分類し,その組織学的特徴を説明できる.
5.扁桃の構造と機能を説明できる.
6.唾液腺の構造と機能を説明できる.
7.人の骨格の概要を説明できる.
8.骨の基本構造と結合様式を説明できる.
9.人の骨格を構成する各骨の名称と位置,左右の鑑別,主要構造の名称と役割を説明できる.
10.頭頚部の主な骨の形態を説明できる.
11.鼻腔・副鼻腔の形態と,それぞれの交通を説明できる.
12.顎関節の構造と機能を説明できる.
13.頭頚部の主な筋の形態とその機能を説明できる.
14.頭頚部の神経系,脈管系の走行・分布を説明できる.
15.胸部,腹部の主要構造を説明できる.
16.人の心臓の形と内腔での血液の流れを説明できる.

授業計画

大項目中項目内容担当到達目標
1.組織学顕微鏡観察(第3実習室)
エナメル質,象牙質,セメント質,歯周組織
吉田賀4-6
2. 〃顕微鏡観察 (第3実習室)
口腔粘膜,扁桃
7,8
3. 〃 〃
唾液腺
9
4.骨学・系統解剖体幹・四肢(1),頭蓋骨,人体解剖見学
体幹:脊椎,胸郭
上肢:上肢帯,上腕,前腕,手の骨
下肢:下肢帯,大腿,下腿,足の骨
頭頚部の骨,鼻腔,副鼻腔
頭頚部の筋(表情筋・舌骨上筋・咀嚼筋)
頭頚部の脈管,神経,顎関節
腹部の解剖(心臓,食堂,肝臓,腎臓)
吉田賀,北村,山下,角田7-9
5. 〃 〃
6. 〃 〃
10 11
7. 〃 〃
12-16

成績評価の方法

骨学実習,組織学実習:グループ発表内容と組織標本スケッチおよび系統解剖実習のレポートを合わせて総合的に評価する.

教科書,参考書

実習プリント:到達目標に沿った課題を提示する実習プリントを配布する.

解剖実習の手引き(改訂11版),寺田春水・藤田恒夫 著,1994年,南山堂

人体解剖学(改訂第41版),藤田恒太郎 著,1993年,南江堂

その他,図書館などの書籍を広く利用するのが望ましい.

連絡先

吉田 賀弥(kaya@dent.tokushima-u.ac.jp5F 口腔保健学科・第3研究室・633-7898)
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
オフィスアワー: 火∼金16:15∼17:45
山下 菊冶 (kikuji@dent.tokushima-u.ac.jp/4F口腔解剖学第一・準教授室/633-9120)
オフィスアワー: 月∼金16:15∼17:45
角田佳折(sumida@dent.tokushima-u.ac.jp/4F口腔解剖学第一・第2研究室/633-7320)
オフィスアワー: 月∼金16:15∼17:45
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 木16:40∼17:40
オフィスアワー: 金17:00∼18:00
オフィスアワー: 木16:40∼17:40
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
オフィスアワー: 月∼金17:00~18:00
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00