2011年度 総合科学部 人間文化学科 国際文化コース 学士課程 — [選択] 3年(前期, 後期)

実用外国語演習(英語)総論

准教授・山内 暁彦

2単位

目的

この演習は,国際文化コースのコースコア科目である.全学共通教育や実用外国語基礎演習で培ってきた英語の能力を,より実用的なコミュニケーションの道具として使えるレベルに高めることを目標とする.したがって,演習での力点は文法事項などを教えることよりも,多くの語彙を習得し,日本語を介さずに英語を英語のままで理解するためのトレーニングを与えることに置かれる.そのため,テキスト教材のみならず,小説の朗読,ニュース,ドキュメンタリー,映画やドラマなどの音声視覚教材を駆使し,現代の生きた英語によるコミュニケーション能力の向上をはかる.また,ネイティヴ教員のクラスにあっては,英語で文章を書いたりスピーチをしたりする能力をさらに高め,高度なレベルのプレゼンテーション能力を身につけることを目的とする.受講者は与えられた課題をこなすだけではなく,演習で提示されるさまざまなトレーニングを自ら実践することが要請される.言うまでもなく,実用英語のレベル向上は,日々の自発的トレーニング抜きには期待できない.この演習を刺激として,英語によるコミュニケーション能力という一生の財産となりうる確かな技能を身につけて欲しい.

概要

この演習は,学習効果を高めるために演習Aと演習Bとに分けて実施される. 演習A: 日本人教員が担当し,週1回,木3-4に2クラスを開講する.1クラスは30人程度とする.コンピュータやLL機器などを利用して,TOEIC,TOEFL,英検などの資格試験も念頭において,様々な演習を行なう. どちらのクラスを受講するかは,希望調査をもとに決定するが,クラスの人数に偏りが出た場合は調整をすることがある. 演習B: ネイティヴ教員またはそれに準ずる教員が担当し,別々の時間帯に週5回,各1クラスを開講する.(2011年度は,月5-6,火3-4,水3-4,水7-8,金7-8に開講される) 1クラス10人程度の少人数クラスとする.実用外国語基礎演習などでの基礎訓練で培った聞く力,話す力を,実践によって磨く場である.ネイティヴ教員の指導の下,テーマディスカッションなどを中心に演習を行なう.どのクラスを受講するかは,希望調査をもとに調整のうえ決定する.

キーワード

プレゼンテーション,リスニング,スピーキング,ライティング,ディクテーション,シャドーイング

注意

この演習と実用外国語基礎演習(英語)は,ひとまとまりの学習プログラムとして実施されるので,以下のような順序で履修することが望ましい. (2年前期)実用外国語基礎演習(英語)I(2単位) → (2年後期)実用外国語基礎演習(英語)II(2単位) → (3年前期)実用外国語演習(英語)コアA,Bの両方(各2単位,計4単位) → (3年後期)実用外国語演習(英語)コアA,Bの両方(各2単位,計4単位)

目標

1.実用外国語基礎演習(英語)I および II を踏まえ,より実用的な英語の運用能力を獲得し,より総合的な英語のコミュニケーション能力を養成することを目標とする.

計画

1.個々の担当者のシラバスを参照すること.

評価

平常点や期末試験の成績が評価に占める割合も含めて,個々の担当者のシラバスを参照すること.

再評価

行なう.

教科書

個々の担当者のシラバスを参照すること.

参考資料

個々の担当者のシラバスを参照すること.

連絡先

山内(3308, 088-656-7132, yamauchi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 金曜日 12時∼13時