2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群
EDB
生活と社会 / Living and Society
ゼミナール「社会科学の夢」
教授・水島 多喜男 2単位 後期 木(3・4) 全(全)
社会科学を学ぶ意義を,経済学を手がかりに考える.
ゼミ形式で,順次[授業の計画]で示した項目を検討し,「社会科学」に人々が寄せる夢,「社会科学」が見る快夢と虚夢,を見てゆきたい. また,研究活動とはどのようなものかについて,新聞,雑誌,ビデオを手がかりに考える
社会科学,方法論
生活と社会
1.1.自然科学と対比して,社会科学の持つ特殊性を理解する.
2.2.科学的であるとは何を意味するのか,について,これまでの様々な考え方を知る.
1.1.研究にとり必要なものは何かを考える.
2.2.ウェーバーとマルクスを例に,社会科学を考える.
3.3.学問と科学は同じものか(科学である,とは何を意味するのか)を考える.
4.4.経済学はどこまで科学か,を考える.
5.5.簡単な経済学の歴史と,広がる領域について考える.
下記の資料,等を利用する.,·遥洋子 『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(筑摩書房,2000年).,·新聞,雑誌記事(適宜).,·大塚久雄『社会科学の方法』岩波新書(岩波書店,1966年).,·マルクス『資本論草稿集』(大月書店,1981年).,·ウェーバー『社会学の根本概念』岩波文庫(岩波書店,1972年),·独創性のある研究者に関するビデオ.,·伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』(名古屋大学出版会,2003年).,このほか,適宜資料の差し替えを行うことがある.
授業への取り組み状況などをもとに総合的に評価する.
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
水島(2203, 088-656-7188, mizushim@ias.tokushima-u.ac.jp)
 オフィスアワー: 授業の後.研究室は総合科学部1号館中棟2階