| 2006年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 |
| EDB |
| 自然と技術 / Science and Technology |
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| プレート運動と日本列島の誕生 |
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[旧カリキュラム] 授業科目名: 地学
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| 教授・石田 啓祐 2単位 前期 木(3・4) 全(全) |
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| 授業の目的 |
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| 日本列島はアジア大陸と太平洋との狭間にあって,弧状列島と呼ばれる綺麗な弓なりの形をしています.日本列島はいつ,どのようにして誕生したのでしょうか.グローバルな視点から日本列島の生い立ちを理解することは,地震や火山活動などの活発な地殻変動を伴う環境に暮らす私たちにとって,大変重要な課題でもあります.この講義では,プレート運動論の視点から,日本列島の形成過程を探求する方法とその成果を学ぶことを目的とします. |
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| 授業の概要 |
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| プレートテクトニクス理論に基づいた研究により明らかにされてきた日本列島の形成に関する地球の歴史をよく紹介した著書の講読と解説を行います.野外調査によりわかる地層や岩石の実際の姿,微化石研究の進歩による年代決定精度の向上,岩石磁気測定による古緯度の復元,ならびに深海潜水艇での探査による発見など,地球科学の研究の歩みやその成果について学びます. |
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| キーワード |
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| プレート テクトニクス,日本列島,地球の歴史,地層,化石 |
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| 関連科目 |
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| 自然と技術 |
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| 到達目標 |
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| 日本列島の誕生に至る地球の歴史や環境変化を解明する方法を学び,地球のプレート運動を理解する. |
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| 授業の計画 |
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| 1. | 南海トラフで何が起こっているか(プレートの沈み込みと海溝) |
| 2. | プレートテクトニクスとはどんな地球の運動か |
| 3. | 海洋底の地層と放散虫化石からわかること |
| 4. | 海山とサンゴ礁 |
| 5. | 陸から運ばれる物質 |
| 6. | プレートの運動と地層の形成 |
| 7. | 野外調査からわかること |
| 8. | メランジュとは何か |
| 9. | 古地磁気からわかること |
| 10. | 四万十帯の形成プロセスを復元する |
| 11. | 地球の歴史 |
| 12. | 日本列島の地層とアジアの関連 |
| 13. | 微化石と大型化石からわかること |
| 14. | 日本海の形成と列島の成立 |
| 15. | 日本列島の誕生をたどる |
| 16. | 総括授業(授業評価含む) |
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| 授業のタイプ |
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| 講義 |
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| 教科書 |
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| 平 朝彦 著「日本列島の誕生」岩波新書148,1995年,750円 |
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| 成績評価の方法 |
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| 出席状況(10%),学期末レポート(50%)と授業内容の小レポート(40%)により総合的に評価する. |
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| WEBページ |
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| →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
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| 連絡先 |
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石田(総合科学部3号館2階南2S04, 088-656-7243, ishidak@ias.tokushima-u.ac.jp) オフィスアワー:
月曜日 12時∼13時 |
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| 受講者へのメッセージ |
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| 前期の月曜3·4講時に開講します. |