基礎化学 / Basic Chemistry

2006年度徳島大学共通教育基礎科目群

EDB

基礎化学実験 / Basic Chemistry Experiments

[旧カリキュラム] 授業科目名: 基礎化学

教授・寺尾博充, 松本光弘, 助手・山本裕史, 非常勤講師・冨山黎子, 大西美智子　2単位　前期　月(7・8・9・10)　医歯(医歯2B)

授業の目的

簡単な化学実験を通して，化学実験の基礎的諸操作を修得すると共に化学的素養を深める．また，実験結果に基づいた結論の出し方に習熟する．

授業の概要

金属陽イオンの定性反応と定性分析，定量分析(容量分析，比色分析)，初歩的物理化学実験，初歩的有機化学実験を行う．化学実験器具の取り扱い方，試薬の調整と取り扱い方．実験データの処理方とレポートの書き方．安全な実験態度と方法．

キーワード

定性分析，定量分析，測定実験，合成実験，実験操作

先行科目

基礎化学，基礎化学

到達目標

1.	化学実験に際しての基本的な態度が身についている．
2.	化学実験の基本的な操作法を修得している．
3.	実験の背景にある化学的知識を理解している．
4.	実験結果の報告が適切に出来る．

授業の計画

1.	化学実験を安全に行うために
2.	陽イオンと水酸化ナトリウムとの反応
3.	陽イオンとアンモニア水との反応
4.	陽イオンと硫化水素水との反応
5.	陽イオンの酸化還元反応
6.	陽イオン混合物の分離検出
7.	陽イオン未知試料溶液の分離検出
8.	中和滴定
9.	酸化還元滴定
10.	キレート滴定
11.	中和滴定曲線の作成
12.	吸収曲線と比色定量
13.	有機定性反応
14.	アセトアニリドの合成
15.	定期試験
16.	総括授業

教科書

自製の実験指導書を使用．

参考資料

参考書等は適宜紹介する．

成績評価の方法

実験態度·技能，レポート，定期試験の成績等により総合的に評価する．

対象学生

(医(医)，歯2年B)

WEBページ

→コンテンツサーバ (EDB/CMS)

連絡先

寺尾(2N06, 088-656-7245, terao@ias.tokushima-u.ac.jp)
　オフィスアワー: 前期，月曜日 12時∼13時総合科学部3号館2階(寺尾:2N06)
松本(1230, 088-656-7249, mitsu@ias.tokushima-u.ac.jp)
山本(総合科学部3号館 2N09, 7618, hiroshi@ias.tokushima-u.ac.jp)
　オフィスアワー: 前期，月曜日 12時∼13時総合科学部3号館2階(山本:2N09)
冨山()
大西()

受講者へのメッセージ

予習を必ず行い，事前に内容を充分理解して実験に臨むこと．遅刻，欠席をしないこと．質問等はメールでも受け付けます．