2007年度 徳島大学 共通教育 教養科目群
EDB
自然と技術 / Science and Technology
災害に備える / Preparing for Disasters
助教授・中野 晋, 三神 厚, 黒崎 ひろみ, 村上 仁士, 赤木 智, 福本 誠司, 浜 大吾郎, 徳永 雅彦, 林 宏典, 立花 薫, 加渡 いづみ 2単位 後期 金(9・10) 全(全)
近年,地震,津波,洪水,高潮,竜巻など過去に例をみないような災害が頻発している.災害列島日本で暮らしていくために必要である災害への対応策を考え,さらに行動できる人材を育てる.
地震や風水害などに備えるためには自助,共助,公助それぞれが,できることを実行し,地域の防災力を高めることが重要である.自主防災,学校防災,企業防災などの自助・共助の進め方について講述するとともに建物の耐震化や最新の防災情報の収集・伝達方法などについて各分野の専門家がわかりやすく説明する.
自主防災,避難所,災害情報,減災
自然と技術
災害を理解し,自ら災害への備えについて考える力を身につける.
1.自助・共助・公助/レポートまたは小テスト (中野)
2.自主防災活動の進め方/レポートまたは小テスト (浜)
3.学校防災教育/レポートまたは小テスト (黒崎)
4.企業防災/レポートまたは小テスト (中野)
5.災害時要援護者対策/レポートまたは小テスト (黒崎)
6.災害予警報/レポートまたは小テスト (赤木)
7.緊急地震速報/レポートまたは小テスト (赤木)
8.土砂危険情報/レポートまたは小テスト (福田)
9.洪水予報/レポートまたは小テスト (徳永)
10.避難所運営/レポートまたは小テスト (福本)
11.災害と保険/レポートまたは小テスト (加渡)
12.ハザードマップ/レポートまたは小テスト (中野)
13.防災GIS/レポートまたは小テスト (中野)
14.建物の耐震化/レポートまたは小テスト (立花)
15.免震・耐震工法/レポートまたは小テスト (三神)
16.南海地震に備える/レポート (村上)
講義および演習
防災士教本,平成19年度版,日本防災士機構編
各講義ごとに理解度確認のための小テストまたはレポートを課す.到達目標の達成度は小テストまたはレポートの総点を100点に換算して評価し,評点が60%以上を当目標のクリア条件とする.
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
中野(A310, 088-656-7330, nakano@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: オフィスアワー:年度ごとに学科の掲示板を参照のこと.
黒崎(建設棟 A102, 088-656-8965, rcmode@hyd.ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
三神(A308, 088-656-9193, amikami@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 8:40-10:10, 18:00-19:30
1.前期の「災害を知る」と本講義「災害に備える」は特定非営利活動法人・日本防災士機構の「防災士養成研修プログラム」に準拠している.
2.村上仁士教授担当の「南海地震に備える」は土曜日または日曜日午後に実施し,一般にも公開する.(日程未定)
3.本講義は「徳島大学防災リーダー養成講座」の後半部分に相当する.
4.前期に開講する講義「災害を知る」と本講義「災害に備える」の両科目に合格したものを,「徳島大学防災リーダー」として認定する.またこの認定をもって,「防災士」の受験資格が与えられる.
5.「防災士」認定試験(有料)は全講義終了後,学内で実施される.