2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース アジア研究サブコース 学部課程 — 2年(前期, 後期) 2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース 日本文化研究サブコース 学部課程 — 2年(前期, 後期) |
EDB |
アジア文学基礎研究(前期) |
文学研究科 教授・湯浅 邦弘, 有馬 卓也 2単位 |
授業の目的 |
諸子百家〈再発見〉 |
授業の概要 |
中国古代思想史研究は,近年,大きな転換期を迎えている.旧来の文献に加えて,竹簡・帛書などの形態による新出土資料が大量に公開されつつあるからである.この授業では,儒家・道家・法家・兵家などの主要な諸子百家の思想を概説しながら,新出土文献が従来の思想史研究をどのように展開させたのかについて講ずる. |
キーワード |
文学 |
関連科目 |
アジア思想基礎研究 (前期),アジア史基礎研究 (前期) |
受講者へのメッセージ |
可能であれば,以下の参考書の内,一つを読んでおいていただきたい. |
到達目標 |
諸子百家〈再発見〉 |
授業の計画 |
1. | 主に次のような内容により講義する.1・2は総論,3以降は各論である. |
2. | 1.中国思想史研究の方法論 |
3. | 2.出土文献発見の意義 |
4. | 3.宇宙の本源は何か─道と太一─ |
5. | 4.人の本性は善か悪か─天と性─ |
6. | 5.まごころの行方─忠と諫諍─ |
7. | 6.孔子と儒家集団の活動─「君子」像の変容─ |
8. | 7.孫子兵法の展開─兵は詭道なり─ |
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成績評価の方法 |
出席点とレポートにより,総合的に評価する. |
参考資料 |
『よみがえる中国の兵法』(湯浅邦弘,大修館書店,2003年),『新出土資料と中国思想史』(大阪大学中国学会『中国研究集刊』別冊特集号,2003年),『諸子百家〈再発見〉─掘り起こされる古代中国思想─』(浅野裕一・湯浅邦弘編,岩波書店,2004年),『竹簡が語る古代中国思想─上博楚簡研究─』(浅野裕一編,汲古書院・汲古選書,2005年),『古代思想史と郭店楚簡』(浅野裕一編,汲古書院,2005年),『上博楚簡研究』(湯浅邦弘編,汲古書院,2007年) |
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