2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース 日本文化研究サブコース 学部課程 — 3年(後期), 4年(後期) 2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース アジア研究サブコース 学部課程 — 3年(後期), 4年(後期) |
EDB |
アジア思想演習 (後期) |
教授・有馬 卓也 2単位 |
授業の目的 |
より高度な思想·文学関係の文献を講読しながら,中国の思想·文化を考えていこうというものである.アジア思想基礎研究の次のステップである.一つの文献を歴史·思想·文学·文化という枠組みにとらわれずに理解·把握することの訓練である. |
授業の概要 |
主術と臣術(中国古代君臣関係論):本年度の後期は,中国古代において議論の対象となった理想的な君主・理想的な臣下に関する論を,いくつかの古典を通して見ていく.取り上げるのは春秋期の孔子,戦国期の韓非子,前漢期の『淮南子』,後漢期の『説苑』である.これらを見ることによって,時代によって変遷していく理想的な君臣の在り方を理解したい. |
キーワード |
主術,臣術,君臣 |
先行科目 |
アジア思想研究II |
受講者へのメッセージ |
演習の形態をとるので,全員が担当することを前提とする.したがって,最高15名を限度としたい.最初に出席者の担当を決め,発表当日までに予習のチェックを行うことを義務づける(授業の際,誤読の訂正の為に時間を浪費することをさけるため). |
到達目標 |
中国文化を考える上で重要な事項を理解し,文化理解への基礎的能力を養う. |
授業の計画 |
1. | ガイダンス |
2. | 孔子の主張 |
3. | 韓非子の主張 |
4. | 『淮南子』の主張 |
5. | 『説苑』の主張 |
6. | まとめ |
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成績評価の方法 |
演習形式で行うので,出席点と担当の出来具合を総合して評価する.出席は一回につき5点.担当の点数は100点から出席点(授業回数×5)を引いた数字が満点となる.欠席をする場合,あらかじめ連絡を入れること.連絡があった場合の欠席と無断欠席とでは評価が異なるので注意.詳細は第一回目の講義の時に連絡する. |
教科書 |
特に指定する教科書·教材はない.参考書については適宜紹介する. |
参考資料 |
適宜提示する |
WEBページ |
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
有馬(088-656-7119, arima@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
随時 |