2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース 日本文化研究サブコース 学部課程 — 2年(通年), 3年(通年)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース アジア研究サブコース 学部課程 — 2年(通年), 3年(通年)
EDB
日本史基礎研究II
准教授・衣川 仁 4単位
授業の目的
史料の正確な読解は,歴史を学ぶ上で欠かせない作業である.様々な史料の中で,特に重視しなければならないのが古文書であり,その内容を正確に読みとることから歴史の研究は始まるといってよい.そのための基礎知識を獲得することが授業のねらいである.
授業の概要
古代·中世の古文書を読む
キーワード
古文書,史料,くずし字
関連科目
日本史演習II日本史研究II
受講者へのメッセージ
古文書を読むためには,少なくとも高校レベルの漢文読解力·知識が要求される.各自で復習しておくことが望ましい.
到達目標
古文書の読解;「読み」(字の解読·訓点)と「理解」(意味·様式の把握)
授業の計画
1.配布するプリント(古文書のコピー)を読解し,内容の解釈と様式の把握を並行して身につける.
2.古文書に関する基礎知識
3.公式様文書
4.公家様文書
5.武家様文書
6.その他の文書
成績評価の方法
定期試験と平常点を勘案する.
教科書
プリントを配布して授業を進める.,参考書としては,佐藤進一著『[新版]古文書学入門』(法政大学出版局,1997年).,その他は,適宜授業内で紹介する.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
衣川(088-656-7153, kinugawa@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 月曜日10時25分∼11時55分(前期),月曜日12時50分∼14時20分(後期)