2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 文化情報サブコース 学部課程 — 3年(後期) 2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 哲学·思想サブコース 学部課程 — 3年(後期) 2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 歴史·社会サブコース 学部課程 — 3年(後期) |
EDB |
ヨーロッパ地域研究特論 |
准教授・今井 晋哉 2単位 |
授業の目的 |
この科目は,専門的歴史研究および史料の一端を紹介しながら,専門的に歴史の勉強を進めるとはどういうことなのかを,特に「歴史·社会サブコース」に所属する受講者に体験してもらうための科目である.今年度は,「ヨーロッパ歴史·社会論」の講義でとりあげた対象のうち,「ナチスの人種主義政策」をテーマとして,それについて受講者とともにより深く学習したいと考えている. |
授業の概要 |
ドイツ近現代史研究の一端の体験 |
キーワード |
ナチズム,人種主義,優生学,反ユダヤ主義,ホロコースト |
先行科目 |
ヨーロッパ歴史·社会論III |
関連科目 |
ヨーロッパ歴史·社会論II |
受講者へのメッセージ |
本科目のテーマ·内容に興味のある人なら誰でも歓迎されるが,上記のような趣旨の科目なので,歴史研究や西洋近現代史に対する関心は薄く,単に単位取得を希望するという人々には不向きであろう. なお,ドイツ語の知識は特に必要ではない. |
到達目標 |
授業でとりあげる事象の具体的様相を探り,テーマについて考察することを通じて,専門的な歴史研究の方法を理解すること. |
授業の計画 |
1. | まず,とりあげるテーマにアプローチするための論点とその歴史的背景を理解するための講義を,数回にわたって行う. |
2. | そのうえで,文献·史料の一部を受講者にも予め読んできてもらい,授業時にその要点について報告してもらう.さらに,内容を確認し,問題を理解するための質疑応答や討論を行う. |
3. | 授業時には,可能な限り絵や地図,写真,映像など,様々な資料も提示し,授業でとりあげる事象について具体的に理解するための一助としたいと考えている. |
4. | より詳しいことは,開講時に説明する. |
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成績評価の方法 |
授業時に出される課題へのとりくみ方など,授業への参加の状況と期末のレポートとによって評価する. |
対象学生 |
3年生以上 |
教科書 |
特定の教科書は用いない.教材や資料は授業時に配付する. |
参考資料 |
毎回の授業時に紹介する. |
WEBページ |
http://www.ias.tokushima-u.ac.jp/kokusai/study_european_area/index.htm →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
今井(1319, 088-656-7139, shi-imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
月曜日 14:45-16:00 |
備考 |
隔年開講.07年度は開講される. |