2007年度 総合科学部 人間社会学科 マルチメディアコース 学部課程 — 2年(前期)
EDB
音楽理論研究
教授・宮澤 一人 2単位
授業の目的
音楽作品を作るために学ばなければならない基礎的な知識には様々なものがあるが,この講義では先ず基礎的な「和声法」を学ぶ.
授業の概要
基礎的な音楽理論,すなわち楽譜の正しい読み方と書き方からはじめ,音楽理論の最も重要な「和声法」について学習する.
キーワード
和声,機能和声
先行科目
ソルフェージュ音楽学
関連科目
現代音楽芸術論
受講者へのメッセージ
この講義を受講するためには,正確に楽譜を読み書きする能力,ピアノの演奏能力,ソルフェージュの充分な学習が不可欠である.先ず各自の音楽能力の査定を行い,基準を満たさない者には受講を許可しない.
到達目標
和声学を正しく理解し,正しい書式を身に付ける.
授業の計画
1.和音の種類と分類
2.和声と3種類の機能
3.4声体の構造と低音位(基本位置と転回位置)
4.進行上の禁則
5.基本位置の和音連結(部分課題)
6.カデンツの種類と終止
7.基本位置の和声課題(その1)
8.基本位置の和声課題(その2)
9.第1転回位置
10.第1転回位置の和声課題(その1)
11.第1転回位置の和声課題(その2)
12.第2転回位置
13.第2転回位置の和声課題(その1)
14.第2転回位置の和声課題(その1)
15.まとめと試験
16.総括授業
成績評価の方法
講義中に実施した課題の出来具合,および授業時間中の試験.
対象学生
2年生以上
教科書
和声(I)理論と実習)音楽之友社,五線紙のノートは通常の12段のものを使用する.それ以外のノートは学習に適さないため,使用しないこと.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
宮澤(マルチメディアA棟 204, 088-656-7163, miyazawa@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 木曜日昼休み
備考
今年度は開講しない.平成20年度前期(水7-8)に開講予定.