2007年度 総合科学部 人間社会学科 地域システムコース 地域情報サブコース 学部課程 — 3年(前期) |
EDB |
地域情報ゼミナールCI (その1) |
准教授・豊田 哲也 2単位 |
授業の目的 |
この授業は,地域に展開する経済·社会現象の空間構造やその変容過程について,地理学的手法を用いて研究しようとする学生を対象としている.「人文地理学」に含まれるさまざまな研究領域の中から,受講者が自らテーマを設定し,卒業研究(卒業論文作成)という最終目標に向け,独自に調査·分析をおこない考察を深めることを目的とする. |
授業の概要 |
人文地理学ゼミナール |
キーワード |
地理学,空間構造,地域問題 |
先行科目 |
地域調査実習CI,地域調査実習CII,地域調査法CI,地域調査法CII |
関連科目 |
地域構造論研究I,人文地理学研究II |
受講者へのメッセージ |
本ゼミナールの受講にあたって,「地域調査法CI·II」「地域調査実習CI·II」を2年次で受講済みであるか,または3年次で並行して受講することが望ましい.地域情報ゼミナールCIIと併せて通年で履修すること.4年次向けに開講される地域情報ゼミナールCI (その2)とは,単位の重ね読みができる. |
到達目標 |
人文地理学の研究分野の中から研究テーマを主体的に選び,適切な方法による調査や分析をおこない,報告書にまとめることができる. |
授業の計画 |
1. | 人文地理学では地域の実態を解明する手段としてフィールドワークが重視されている.3年次では,受講者が夏季休暇期間中に各自のテーマにもとづいた個人調査をおこない,地域調査に関する実践的な能力を高めることが求められる.そのための最初のステップとして,自分が興味や関心を持つテーマの研究動向を概観するため,いくつかの研究論文を選び,内容をまとめて発表する.次に,取り上げた研究分野の中から具体的なテーマやフィールドを設定し,調査や分析の方法を検討しながら,夏季個人調査に向けた準備をおこなう. |
2. | 個人研究にせよ卒業研究にせよ,受講者の主体的な取り組みと粘り強い努力が必要である.また,参加者全員が真剣な討論をおこなうことで,切磋琢磨しながら内容を高めていくことが期待されている. |
3. | なお,両学年とも,発表時期など具体的なスケジュールは,地域情報ゼミナールA,地域情報ゼミナールB,地域情報ゼミナールDとも密接な連携をとりながら,受講者と相談の上で決定する. |
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成績評価の方法 |
授業への取り組みと討議への参加意欲,報告内容の水準をもとに評価する.なお,成績評価については地域情報ゼミナール担当教官の合議のもとに判定する. |
対象学生 |
開講コース学生のみ履修可能 |
WEBページ |
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
豊田(2329, 088-656-7154, toyoda@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
前期·後期 月曜日 16:30∼17:30 |