2007年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 アジア文化 — 1年(前期), 2年(前期)
EDB
アジア史特論
教授・葭森 健介 2単位
授業の目的
日本と中国·朝鮮半島はともに東アジアを形成する一つの文化圏に属する.東アジア文化圏は漢字や儒教といった共通要素を持ちつつも,それぞれ異なった要素を持っている.この授業では東アジア文化圏の成立と発展,及び諸地域における文化の異同について考えてみたい.
授業の概要
東アジアにおける国際関係と文化交流
キーワード
東アジア,文化交流,国際関係,伝統社会
先行科目
地域文化環境論
関連科目
アジア史特論演習
受講者へのメッセージ
予習復習が必要となるのでその点を心得ておいてほしい.
到達目標
東アジア文化圏の形成と発展,各地域の文化の位相を理解し,東アジアにおける日本文化の位置づけについて考える.
授業の計画
1.東アジアの伝統社会·文化の特質について
2.東アジアの社会変動と政治体制の変革について
3.東アジアにおける地方と中央の関係について
4.東アジアにおける「礼」秩序の形成と受容
5.中華思想と周辺国家
6.東アジアにおける近代の受容
7.東アジアにおける現代の諸文化について
8.どこに重点を置くかは受講生と相談して決めたい.
成績評価の方法
平常点とレポートによる.
教科書
教科書はないので,必要に応じプリントを配布する.参考書は授業の際に紹介する.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
葭森(アジア史研究室, 088-656-7156, yosimori@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: オフィスアワー:水曜日 12時30分∼13時30分,研究室:1号館中棟3階,メール:yosimori.@ias.tokushima-u.ac.jp