2007年度 人間·自然環境研究科 臨床心理学専攻 修士課程 必修科目 — 2年(前期) |
EDB |
臨床心理面接特論II |
教授・森 陽子, 准教授・竹内 健児 2単位 |
授業の目的 |
医療,教育,福祉などさまざまな心理臨床の現場では,個人面接を中心として,集団面接,コンサルテーション面接,家族面接などを適宜組み合わせて,治療や問題解決に当たることが多い.こうした種々の面接のあり方を学び,具体的な実践例を通して臨床心理面接への理解を深める. |
授業の概要 |
臨床心理面接の独自性および心理臨床の現場で実践の様相 |
関連科目 |
臨床心理面接特論II |
受講者へのメッセージ |
前半の1∼8を森が担当,後半の9∼15を竹内が担当する.受講生には,発表と議論への積極的な参加が求められる. |
到達目標 |
1. | 1.臨床心理面接の独自性を把握し,個人面接,集団面接,家族面接などの特徴について理解する. |
2. | 2.心理療法の実践の中で生じてくる様々な問題について具体例を交えながら考え,心理療法家としての技法や態度を身につける. |
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授業の計画 |
1. | 臨床心理面接の独自性と有効性 |
2. | 個人心理療法としての面接(1) |
3. | 個人心理療法としての面接(2) |
4. | 個人心理療法としての面接(3) |
5. | 家族の面接(1) |
6. | 家族の面接(2) |
7. | 集団心理療法としての面接 |
8. | コンサルテーション面接 |
9. | 心理療法の枠(1)枠 |
10. | 心理療法の枠(2)中断·終結 |
11. | 心理療法の枠(3)面接と面接の間·休暇 |
12. | 心理療法の技法(1)沈黙 |
13. | 心理療法の技法(2)治療者の感情体験·純粋性 |
14. | 心理療法の技法(3)治療的距離 |
15. | 心理療法の技法(4)危機介入 |
16. | 総括授業 |
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成績評価の方法 |
レポート,発表と議論への参加によって評価する |
教科書 |
講義にて紹介(森陽子担当講義),澤田瑞也·吉田圭吾編 1999 キーワードで学ぶカウンセリング(竹内担当分) |
WEBページ |
→コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
連絡先 |
森(3S08, 088-656-7194, youko@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
各教官のオフィスアワーを参照,メールアドレス,森陽子 youko@ias.tokushima-u.ac.jp,
竹内(3S04, 088-656-7617, takeuchi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp) オフィスアワー:
木曜日 12:00∼12:50 |