| 2007年度 人間·自然環境研究科 臨床心理学専攻 修士課程 必修科目 — 1年(前期), 2年(前期) |
| EDB |
| 臨床心理査定演習II |
| 准教授・石田 弓, 竹内 健児 2単位 |
| 授業の目的 |
| 心理査定法(心理アセスメント法)の基礎的な理論を学ぶと同時に，いくつかの心理検査を学生が相互に，あるいは心理臨床場面で実施し，報告書(心理検査所見)を作成するまでのプロセスを指導することで，クライエントのパーソナリティ特徴や心理学的問題を理解するための能力を身につけることを目的とする． |
| 授業の概要 |
| 心理査定法(心理アセスメント法)の基礎的な理論と技法を学習する． |
| キーワード |
| ロールシャッハ·テスト，臨床描画法，TAT，テストバッテリー |
| 先行科目 |
| 臨床心理査定演習I，臨床心理面接特論I，臨床心理面接特論II |
| 関連科目 |
| 臨床心理基礎実習II，臨床心理実習I，臨床心理実習II |
| 受講者へのメッセージ |
| クライエントのパーソナリティや心理学的問題をアセスメントする上で重要な授業である．心理検査の実施法を身につけ，所見を作成するために十分な時間を費やしてほしい． |
| 到達目標 |
| いくつかの心理検査(査定演習IIでは投映法を中心とする)の実施法を身につけると同時に，報告書(心理検査所見)を作成し，クライエントの心理学的問題の理解に役立てられるようになることを目標とする．また，効果的なテストバッテリーの組み方や総合的な所見の書き方についても学習する． |
| 授業の計画 |
| 1. | ロールシャッハ·テスト |
| 2. | 臨床描画法(樹木画テスト，人物画テスト，HTPテストなど) |
| 3. | TAT(主題統覚検査) |
| 4. | その他の心理検査 |
| 5. | 効果的なテストバッテリーの組み方と総合的所見の書き方 |
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| 成績評価の方法 |
| 出席および授業態度を重視する(30%)．また，いくつかの心理検査を実施し，報告書(心理検査所見)の提出を求める(70%)． |
| 対象学生 |
| 開講コース学生のみ履修可能 |
| 教科書 |
| 参考書:「ロールシャッハ診断法I」(サイエンス社)，「新·心理診断法」(金子書房)，「樹木画テスト」(文教書院)，「人物画テスト」(文教書院)，「S-HTP法」(誠信書房)など． |
| 参考資料 |
| 参考文献·参考資料は授業中に適宜紹介する． |
| WEBページ |
| →コンテンツサーバ (EDB/CMS) |
| 連絡先 |
石田(3号館3階3S07, 088-656-9312, yumi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー:
火曜12:00∼12:50．3号館3階3S07．yumi@ias.tokushima-u.ac.jp，
竹内(3S04, 088-656-7617, takeuchi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー:
木曜日 12:00∼12:50 |