2008年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(前期)

自然と技術 / 科学技術と物理学

Science and Technology / Physics in Science and Technology

平成19年度以前の授業科目:『自然と技術 / 科学技術と物理学』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『物理学 / 科学技術と物理学』

教授・桑折 範彦

2単位

 火(1・2) 全(全)

授業の目的

現代の科学技術は20世紀における物理学の発展に基づいています.徳島大学の多くの研究室においてもハイテクノロジー(先端科学技術)に関わる研究が行われています.物理学との関わりを中心にどのような研究が行われてかを調査し,同時に関連した現代物理学の基礎を学ぶことを目的とします.

授業の概要

現代のハイテクについて大学での研究を中心に調べる.グループで興味ある研究室を訪ねて,行われている研究とその基礎を調査する.また,その基礎となる現代物理学の分野について学ぶ.それらをレポートとしてまとめ,発表できるようにする.自主的なグループ討論も行う予定.◇概ね以下のスケジュールで目標を達成したい.◇各回の授業では,現代物理学の基礎的な事項について講義もする.

キーワード

現代物理学,ハイテクの調査,研究室インタビュー,プレゼンテーション,レポート書き方

受講者へのメッセージ

関連の参考書(別にリストを配布する)を読むことを勧めます.

到達目標

1.現代の技術に関わる研究について調査し,関連する物理学の基礎(現代物理学の概念)を理解し,それらについてレポートにまとめること.結果を発信できること.

授業の計画

1.◇概ね以下の順で授業を構成したいと思います.授業のアウトライン,注意事項
2.·ハイテクとは何か
3.·レポートの書き方
4.·大学内の研究室訪問準備1(どんな研究室があるか調査)
5.·現代技術の基礎
6. 〃
7. 〃
8. 〃
9.·研究室訪問インタビューのまとめ1
10.·現代技術の基礎
11.·研究室訪問インタビューのまとめ2
12.·研究室訪問
13.·現代技術の基礎
14. 〃
15.総括,レポート返却
16.試験

成績評価の方法

評価はレポート2課題(40%),試験·発表(40%)および授業への参加態度·小課題報告(20%)で行う.

再試験の有無

有(但し,グループワークが主となるので,ほとんど参加していることが条件)

教科書

教科書 適宜プリントを配布する.

参考書

参考書 大月義彦「先端技術と物理学」NHKブックス,ハン「ミクロの世界の主役たち」マグロウヒル

連絡先

桑折(総合科学部3号館1N03, 656-7237, koori@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 前期 月曜日9·10講時(共通教育学習支援室),研究室にいる場合随時可能.