2008年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 学部課程 — 2年(後期)

国際文化基礎演習 (その2)

准教授・山口 裕之, 准教授・今井 晋哉, 教授・依岡 隆児

2単位

目的

現代世界の抱える諸問題から一つのテーマを選び出し,それをめぐって共同で調査し,それにもとづいて報告,討論を行う「能動的に参加し,互いに学び合う」少人数型授業です.自分たちで資料を見つけ出し,得られた情報を整理して報告にまとめ,活発に討論を行うという,現代の社会人に必須の技法も学びます.また,「情報処理演習」で学んだ技法をプレゼンテーションにおいて生かす場でもあります.

概要

後期には,前期の演習を受けて,引き続き年間共通テーマ「文化のレトリック」について調査・研究を深めていきます.後期は(水)5・6講時に開講され,基本的には2年生だけが受講します.前期の合同発表会での発表テーマの近いグループ同士が同じクラスになるよう,改めてクラスを編成します.各クラスでは,前期の成果と反省点について話し合いながら,年間共通テーマの枠内で,前期との継続性にも留意しつつ具体的なテーマを選び,受講生主体で調査・研究を行います.一定の準備期間を経て学期の後半にはクラスの中で報告と討論を行います.これらは期末の合同発表会の準備を兼ねるものです.合同発表会では,3クラスの受講生とコースの教員が参加して質疑応答および「評価シート」による相互評価が行われます.

キーワード

共同調査,口頭報告,討論,相互評価,文化のレトリック

注意

受講生が主体となる演習ですから,毎回出席し,報告(準備)や討論に積極的に参加すること.後期のクラス編成については9月末に掲示します.10月第1週には指定された教室に集まること.

目標

1.テーマの選定,資料の収集・調査,情報の整理と口頭報告,討論などを不足なく行えること.

計画

1.第1回
2.第2回-第4回
3.第5回-第9回
4.第10回-第14回
5.第15回-第16回

評価

口頭報告の準備とプレゼンテーションの充実度,討論への参加の程度などの観点から総合的に評価します.

再評価

行いません.

教科書

特定の教科書は用いません.

参考資料

授業の中で随時,紹介します.

連絡先

各担当教員の講義シラバスを参照してください.

備考

08年度後期に開講.