2008年度 総合科学部 自然システム学科 数理·情報コース 情報科学サブコース 学部課程 — 4年(通年)

情報科学演習

教授・片山 真一

4単位

目的

代数の基礎を学び,暗号理論,符号理論などの応用について学ぶ.

概要

代数学の基礎について,基本から学ぶ.続いて,代数学の情報理論への応用としての暗号理論,符号理論について輪講形式で学習する.

キーワード

応用代数学,暗号理論,符号理論

関連科目

数理科学演習

注意

代数学基礎の知識はあることが望ましい.代数学Ⅰ,Ⅱを理解してれば,なお一層望ましい.輪講形式で行うので,事前に良く準備しておくこと.

目標

1.代数学の基礎を学び,暗号,符号などの応用代数についての基礎を理解する.

計画

1.1-10週 群,環,体等の代数学の基礎を学ぶ.
2.11-20週 有限体上のベクトル空間等の応用代数の基礎を学ぶ.
3.21-25週 暗号または,符号理論の基礎を学ぶ.
4.26-30週 選んだ応用代数学のテーマについてより深く学ぶ.

評価

毎週の輪講への出席状況,輪講における準備や質疑応答を総合して評価する.

再評価

全講義を通じた総合評価なので原則として,再試験は,行わない.

教科書

桂利行著 代数学Ⅰ,Ⅲ(東京大学出版会)

参考資料

平松豊一 著 応用代数学(裳華房)

連絡先

片山(1304, 656-7228, katayama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日(9.10)