適応進化学
教授・松尾 義則
2単位
目的
生物の適応進化を理解するために必要な遺伝学の知識を習得することを目的とする.遺伝学と生物の進化の関係を示し,生物進化の素材である遺伝的変異,原動力である自然選択,移住,浮動の解説をし,分子進化についても解説する.
概要
生物の適応進化と遺伝学
キーワード
進化遺伝,集団遺伝,分子進化
先行科目
目標
1. | 生物の進化の仕組みを理解する. |
計画
1. | 主な項目 |
2. | 1.生物の適応進化と遺伝学 |
3. | 2.量的形質の遺伝 |
4. | 進化遺伝学 |
5. | 3.遺伝子頻度,任意交配,ハーディワインベルグの平衡 |
6. | 4.遺伝的変異 |
7. | 5.突然変異 |
8. | 6.移住 |
9. | 7.近親交配 |
10. | 8.遺伝的浮動 |
11. | 9.自然選択 |
12. | 10.進化過程の遺伝学 |
13. | 分子進化学 |
14. | 11.進化距離 |
15. | 12.同義置換と非同義置換 |
16. | 13.進化速度 |
17. | 14.系統樹 |
18. | 15.分子の進化と適応進化 |
評価
時々小テストを行い,本試験と合わせて評価する.
再評価
なし
教科書
参考書 タマリン 遺伝学 上巻 培風館
クロー著「遺伝学概説」(第8版)培風館 2,266円
ワトソン著「遺伝子の分子生物学」 東京化学同人
アルバーツ著「細胞の分子生物学」(第3版)Garland
連絡先
松尾(適応進化学研究室, 656-7270, matsuo@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 特に指定しない.いつでもOK.