教育課程論
教授・廣渡 修一
2単位
目的
教育課程(カリキュラム)の歴史的変遷を概観し,教育課程に対する基礎的知識を習得すると共に,教育課程編成の制度やプロセスについて理解します.また,グループ別の模擬授業を通して,学習指導案の作成法,実際の授業の進め方等について,実践的な能力を身につけます.更に,VTRによって全国の飛び切り優れた授業(わくわく授業)に接し,教育現場の雰囲気を体験します.
概要
教育課程(カリキュラム)の諸側面(いつどこで誰が誰に対して何をどのように教えるのか)について理解を深めます.
キーワード
教育課程 授業案作成 授業評価 模擬授業 教育史
注意
授業時間を3分(①ショート講義,②VTR鑑賞,③模擬授業)して,実践的·参画的な授業とします.したがって,主体的·積極的な参画が必須の要件となります. 自然システム学科および栄養学科は前期に,人間社会学科は後期に受講してください.
目標
1. | 教育課程の意義を述べることができる. |
2. | 教育課程の歴史に関する基礎的事項を説明できる. |
3. | 教育課程編成の法制度について述べることができる. |
4. | 模擬授業をグループで計画し,実践·評価できる. |
5. | 学習指導案の標準的な書き方を習得する. |
6. | 全国の優れた授業に接し,その要点を指摘できる. |
計画
1. | 教育課程の意義と歴史を知る.(1)西洋教育史における教育課程の特質,(2)日本教育史における教育課程の特質. |
2. | 教育課程編成の原理と方法を学ぶ.(1)学習指導要領,(2)教育課程編成の視点,(3)各学校段階における教育課程の構成. |
評価
出席点50%,模擬授業等への参画度25%,試験25%.
再評価
なし.
教科書
参考図書として,柴田義松編『教育課程論』学文社,を推奨します.
参考資料
随時配布.
連絡先
廣渡(D 202, 088-656-7279, hirowata@cue.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日 12時∼13時