2008年度 工学部 光応用工学科 昼間コース — [選択(B)] 4年(前期)

光機能材料·光デバイス特別講義3

Special Lectures on Optical Materials and Devices 3

教授・田中 均

1単位

目的

天然および合成材料は光などの外部刺激に対して様々な応答,機能を呈する.本講では材料科学の基礎を分子レベルから解説する.

概要

本講では,分子設計化学の観点から材料科学の基礎を具体的な例を挙げて解説する.

キーワード

光機能物質

目標

1.材料科学の基本を分子論的に理解する.

計画

1.材料の性質
2.高分子材料の極限を探る加工技術
3.長い分子の不思議
4.奇妙なかたちの分子たち
5.電気を通す有機物
6.有機物を使った太陽電池
7.窓ガラスから光ファイバーまで
8.帆船から宇宙船へ(複合材料).期末試験

評価

成績評価は,期末試験と講義への取り組み状況を総合して行う.評価のウエイトの目安は,講義への取り組み状況20%,期末試験80%で,全体で60%以上で合格とする.

JABEE合格

単位合格と同一

JABEE関連

光応用工学科の教育目標Bに該当

教科書

入戸野修編「材料科学への招待」培風館.

参考資料

吉田泰彦他著「高分子材料化学」三共出版

連絡先

田中(光棟211, 088-656-9420, tanaka@opt.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

オフィスアワー:随時