2008年度 工学部 知能情報工学科 夜間主コース — [選択] 3年(前期)

言語処理

Language Processing

教授・任 福継

2単位

目的

自然言語のコンピュータによる処理で必須な文法,そして,言 語理解における基礎的な形態素解析と構文解析技術を修得させる.

概要

言語の基本性質とモデルから始め,自然言語処理のための形態素解析や構文解析の基礎を,実例を与えながら技術的な観点から講義する.

キーワード

自然言語処理,形態素解析,構文解析

目標

1.自然言語のコンピュータによる処理で必須な文法,そして,言語理解における礎的な形態素解析と構文解析技術を修得させる.
2.言語の基本性質とモデルから始め,自然言語処理のための形態素解析や構文解析の基礎を勉強し,知能情報工学を考える能力を育成する.

計画

1.言語処理概観
2.基礎数学I
3.基礎数学II
4.基礎数学III
5.形態素解析I
6.形態素解析II
7.形態素解析III
8.プロジェクトI
9.構文解析I
10.構文解析II
11.構文解析III
12.応用システムI
13.応用システムII
14.言語処理の最新課題I
15.言語処理の最新課題II
16.定期試験

評価

講義に対する理解力の評価は講義への参加状況,演習の回答,レ ポートの提出状況と内容及び最終試験の成績を総合して行う.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

長尾真 編 「自然言語処理」岩波書店

参考資料

岡田直之 著 「自然言語処理入門」共立出版

連絡先

任(C棟204室, 088-656-9684, ren@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日午後4時ー午後5時, 木曜日午後4時ー午後5時

備考

1.オートマトンと言語理論を受講しておくことが望ましい.
2.成績評価に対する平常点と試験の比率は 5:5とする. 平常点には講義への参加状況,演習の回答及びレポートの提出状況と内容を含む.