2008年度 工学部 建設工学科 夜間主コース — [必修] 3年(前期)

建設工学実験

Civil Engineering Laboratory

教授・上月 康則, 教授・長尾 文明, 教授・成行 義文, 准教授・上田 隆雄, 准教授・上野 勝利, 准教授・蒋 景彩, 准教授・鈴木 壽, 准教授・田村 隆雄, 准教授・野田 稔, 助教・渡邉 健

1単位

目的

建設工学における構造·水理·土質·コンクリートの各分野における基礎的な物理現象の理解を深め,実際面への応用能力を養うことを目的とする.

概要

1)構造実験:梁·門型ラーメンの曲げ挙動,トラス構造物の部材力,梁の振動. 2)水理実験:トリチェリの定理,運動量方程式,開水路の水面形,自然浄化機能. 3)土質実験:粒度·土粒子の密度試験,締固め試験.土の一軸圧縮,土の一面せん断,土の圧密. 4)コンクリート実験:鉄筋の諸特性,鉄筋コンクリート梁ならびにプレストレストコンクリート梁の作成と曲げ挙動

キーワード

構造力学,水理学,土質力学,材料力学

要件

なし

注意

原則として,遅刻·欠席·レポート未提出は認められない.

目標

1.実験を自主的に遂行し,結果を分析·考察してレポートにまとめる能力を身につける.
2.建設工学に関係する原理·法則や物理的現象を体験し,各講義で修得した知識の理解を深める.

計画

1.ガイダンス·班分け
2.建設工学実験1·レポート
3.ディスカッション1
4.建設工学実験2·レポート
5.ディスカッション2
6.建設工学実験3·レポート
7.ディスカッション3
8.建設工学実験4·レポート
9.ディスカッション4
10.建設工学実験5·レポート
11.ディスカッション5
12.建設工学実験6
13.ディスカッション6·レポート
14.建設工学実験7
15.ディスカッション7·レポート

評価

目標1は,原則として実験およびディスカッションに全て出席し,期日内に所定のレポートが提出されていることで合格とする.目標2はレポート内容で評価し,評点が60%以上の場合に合格とする.成績は到達目標1と2を30%と70%として評価する.

教科書

構造部門および水理部門:実験要領等をまとめたプリントを事前に配布.

土質部門:地盤工学会編『土質試験-基本と手引き-』

コンクリート部門:日本材料学会編『新建設材料実験』

連絡先

野田(A514, 088-656-7323, tarda@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示を参照すること
田村(A414, 088-656-9407, tamura@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示を参照すること
蒋(A311, 088-656-7346, jiang@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示を参照すること
渡邉(A506, 088-656-7320, watanabe@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示を参照すること

備考

レポートにより評点が与えられる.