2008年度 先端技術科学教育部 システム創生工学専攻 電気電子創生工学コース 博士前期課程

位相幾何学特論

Topics in topology

准教授・高橋 浩樹

2単位

目的

位相幾何学の創始者であるオイラーの業績を学び,自然科学における数学の有効性を理解する.

概要

数学の基礎的な事実について学び,さらにそれらの興味深い応用について理解する.

キーワード

オイラー標数,オイラーの等式,オイラー・マクローリン法

関連科目

複素関数論

目標

1.現代数学の基礎を学び,その有用性を認識する.

計画

1.はじめに
2.レオンハルト・オイラー
3.ベルヌーイ数
4.対数と指数
5.サインとコサイン
6.フーリエ級数
7.タンジェントとコタンジェント
8.7つの橋
9.多面体
10.ゼータ関数
11.オイラー-マクローリン法
12.特殊値
13.オイラー積
14.リーマン予想
15.高速フーリエ変換
16.総括

評価

レポートにより評価する.

教科書

特に指定しない.

参考資料

『無限オイラー解析』(現代数学社)高橋浩樹

『オイラー入門』(シュプリンガー·フェアラーク東京)W.ダンハム

連絡先

高橋(A204, 088-656-7542, hiroki@pm.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜,17:00-18:00

備考

初心者向けに楽しく説明する予定です.