2008年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 化学機能創生コース 博士前期課程

2008年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 生命テクノサイエンスコース 博士前期課程

2008年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 エコシステム工学コース 博士前期課程

化学環境工学特論

Advanced Environmental Technology on Chemistry

教授・本仲 純子, 教授・田村 勝弘, 教授・杉山 茂, 准教授・加藤 雅裕

2単位

形態

講義および演習

目的

最近の化学環境一般に関する現状,問題点を示し,それらの問題点に関して化学の立場から解決すべく行われている最新の研究と産業界での取り組みを講述する.

概要

従来の環境一般の問題点とその解決法を,過去の歴史を検討することにより概説する.それに基づき新たに発生している現在の環境問題,環境技術の現状を概説し,最新の研究成果や産業界の展開を,分析化学,生物化学,触媒,化学プロセスの立場から講述する.

キーワード

環境,分析化学,生物化学,触媒,化学プロセス

要件

大学卒業レベルの化学および化学工学の知識を有することが望ましい.

目標

1.工学全体における環境問題の現状を理解する(1-5回目,14,15回目の講義).
2.環境問題を解決する手法を提案する能力をつける(6-15回目の講義).

計画

1.内分泌撹乱化学物質
2.食品・工業製品の安全と標準物質の関わり
3.環境問題と結晶成長
4.高分子材料と環境
5.生分解性ポリマー
6.天然ゴムの謎
7.白色LED用蛍光体の現状
8.最近の有機化学の進歩
9.化学プロセスの最適化技術
10.高圧バイオサイエンスとバイオテクノロジー
11.超臨界流体の性質とその利用
12.二酸化炭素の化学的利用
13.吸着現象の利用
14.アパタイトの環境エネルギー分野への応用
15.宇宙環境とその工学的利用

評価

課題によって成績を評価する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

授業中に紹介する.

参考資料

授業中に紹介する.

連絡先

安澤(化512, 088-656-7421, mik@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日 16:30∼17:30