2008年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 化学機能創生コース 博士前期課程

材料科学特論

Advanced Materials Science

教授・杉山 茂, 准教授・森賀 俊広, 講師・村井 啓一郎

2単位

形態

講義

目的

最近の材料科学の基本となる群論の基本及び最新の機器分析技術について理解する.

概要

材料の性質を対称性に基づいて理解するための群論について解説する.またXAFSや固体NMRなどの最新の触媒分析技術について解説する.

キーワード

点群,群論,触媒,XAFS,固体NMR

要件

大学卒業レベルの化学に関する知識を有することが望ましい.

注意

1-7回目の講義では演習問題を解いて,それを提出してもらう.

目標

1.群論の基礎を理解する(1-7回目の講義)
2.XAFSやNMRの先端分析手法を理解する(8-15回目の講義)

計画

1.点群,対称操作
2.点群,ステレオ投影
3.いくつかの結晶系に属する点群のステレオ投影図のみかた
4.簡単な分子の点群
5.空間群の理解のために
6.2次元空間群
7.練習問題
8.XAFS (1)
9.XAFS (2)
10.XAFS (3)
11.XAFS (4)
12.固体NMR (1)
13.固体NMR (2)
14.固体NMR (3)
15.固体NMR (4)

評価

課題によって成績を評価する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

授業中に紹介する.

参考資料

授業中に紹介する.

連絡先

杉山(化309, 088-656-7432, sugiyama@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)