分子機能工学
Biomolecular Design
形態
講義
目的
生体機能修飾物質(特に生理活性物質や医薬品)の設計,合成，生物活性の基礎となる分子機能工学的概念を講述する．
概要
分子機能工学に関する重要な基礎的な概念としての分子軌道論による生体機能修飾物質(特に生理活性物質や医薬品)の生体機能分子設計について解説する．
キーワード
生体機能分子設計，分子軌道論
関連科目
目標
| 1. | 分子機能工学手法としての分子軌道論を理解する． |
| 2. | 簡単な生体機能修飾作用物質の分子軌道計算を実践しそれらの物性や生物活性を定量的に論じる． |
計画
| 1. | 分子機能工学と分子軌道概念 |
| 2. | 酵素反応と分子軌道 |
| 3. | 量子論的原子構造と分子の結合 |
| 4. | 分子構造と混成軌道概念. レポート1 |
| 5. | へテロ分子を含む構造. レポート1についての議論 |
| 6. | 中間体の構造. レポート2 |
| 7. | 分子軌道計算1 |
| 8. | 分子軌道計算2 |
| 9. | 分子軌道計算3 |
| 10. | 分子軌道計算4 |
| 11. | レポート4についての総合討論 |
| 12. | 分子軌道計算5 |
| 13. | レポート5についての総合討論 |
| 14. | 分子軌道計算6 |
| 15. | レポート6についての総合討論 |
| 16. | 「分子機能工学」についての総合討論 |
評価
課した全課題レポートで評価する．
対象学生
他学科学生も履修可能
教科書
齋藤勝裕著「構造有機化学」(三共出版)および平山令明著「プルーバックス実践量子化学入門」(講談社)の付録CD-ROM「WinMOPAC Version 3.0.3 (Trial)」
連絡先
堀(M棟821, 088-656-7514, hori@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日11:55-12:50