2008年度 人間·自然環境研究科 自然環境専攻 修士課程 選択科目 数理科学 — 1年(後期), 2年(後期)

ネットワーク特論演習

准教授・中山 慎一

2単位

目的

ネットワークを設計するにあたり重要なことは,コストや物理的制約のもとで,利用者が満足する通信サービス品質を提供できるようにネットワークを,構築することである.つまり,どのような種類,および,能力の回線,サーバー,ルーター等をどこにどれだけ設置すればよいか,見積もる必要がある.ネットワーク設備というのは,一度設置してしまうと,変更は容易ではないため設計·見積もり作業は重要となる.本講義では,これらネットワーク設計に必要となる数学的知識である,待ち行列理論やグラフ·ネットワーク理論について学び,その後,実際にシミュレーション上でのネットワーク設計の演習を行う

概要

ネットワーク設計法習得

キーワード

通信ネットワーク,グラフ理論,ネットワーク理論

目標

1.ネットワーク設計法を習得すること

計画

1.ネットワーク設計とは
2.待ち行列理論1
3.待ち行列理論2
4.グラフ・ネットワーク理論1
5.グラフ・ネットワーク理論2
6.グラフ・ネットワーク理論3
7.最短路問題
8.最大流問題
9.連結度問題
10.配置問題
11.シミュレーション技法1
12.シミュレーション技法2
13.シミュレーション技法3
14.シミュレーション技法4
15.シミュレーション技法5
16.シミュレーション技法6

評価

期末試験,および,レポートで評価する

教科書

授業時に資料を配布する

連絡先

中山(1204, 088-656-7223, shin@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: (前後期) 月∼金 10:00∼18:00,連絡先: Email:shin@stud.tokushima-u.ac.jp