2008年度 医学部 栄養学科 学部課程 栄養学科 — [必修]

栄養健康概論

Nutrition and Health

教授・二川 健, 助教・助野 晃子

1単位

目的

わが国の平均寿命は世界一であり,これには公衆衛生の向上,医療の進歩,栄養状態の改善等が寄与している.しかし,高齢化時代を迎え,癌,脳卒中,心臓病,糖尿病などのいわゆる生活習慣病が大きな問題となってきた.このような生活習慣病を予防し,健康の維持・増進をはかることは重要である.そこで,栄養と健康の問題を取り上げ,どのように健康を管理すれば良いかについて,栄養的観点から学ぶ.講義は適宜プリントを配布して行う.

計画

1.健康とは(健康の定義)
2.栄養とは・栄養学の基礎
3.栄養必要量
4.日本人の食生活の変遷
5.食品と健康をめぐる諸問題
6.健康増進活動と栄養士の役割
7.宇宙食

教科書

「食生活論」細谷憲政他著,同文書院

「健康管理論」田中平三責任編集,日本看護協会出版部

「新健康管理論」岡田 晃,田中恒男共著,南江堂

「健康管理概論」東 あかね,石榑清司編,講談社サイエンティフィック

連絡先

二川 健 (633-9248),nikawa@nutr.med.tokushima-u.ac.jp,栄養学科3F303室
オフィスアワー: 火曜日 16時∼17時

備考

授業内容内容に関連して,適宜栄養問題について非常勤講師に講義を依頼する.