2008年度 医学部 栄養学科 学部課程 栄養学科 — [必修]

公衆衛生学Ⅱ

Public Health (II)

助教・大和 正幸, 非常勤講師・岡部 浩通

2単位

目的

疫学論,疾病予防とその管理に関する動向とそれを取り巻く法規,老人保健・福祉制度のあらまし,学校保健制度のあらましを理解し,また生活の中で健康をどのように考えるか,社会としてこれにどう対処すべきか,学校保健,保険制度,精神保健の制度を理解して,将来日本人社会にいかに応用すべきか,さらにこれらに纏わる疾病についての理解を目的とする.

注意

1)単位試験の成績評価は,原則期末試験により評価します.場合により,出席回数,授業態度及び授業中での質問に対する応答をも評価の対象とします.
2)公衆衛生学は栄養士や管理栄養士にとり重要です.人間の歴史であるとともに,長期間に及ぶ栄養問題でもあります.
3)20分以上授業に遅れると出席と認められません.

目標

1.疫学論,疾病予防とその管理に関する動向と取り巻く法規,老人保健・福祉制度のあらまし,学校保健制度のあらまし,また生活の中で健康をどのように考えるか,社会としてこれにどう対処すべきか,学校保健,保健制度,精神保健の制度がどのように活用されているか,将来日本人社会にいかに応用すべきか,さらにこれらに纏わる疾病を理解する.

計画

1.疫学論
2. 〃
3.疾病予防と健康管理
4. 〃
5. 〃
6. 〃
7.老人保健・福祉
8. 〃
9.学校保健について
10. 〃
11.国際医療保健について
12.保健医療制度について
13.医療保健の法規
14.精神保健
15. 〃

教科書

「シンプル衛生公衆衛生学」鈴木庄亮,久道 茂編集 2006(南江堂)を教科書とします.

健康・栄養科学シリーズ 社会・環境と健康 田中平三ら(南江堂)

「NEW予防医学・公衆衛生学」改訂第2版,岸 玲子,古野純典,大前和幸,小泉昭夫編集,南江堂,東京

重松逸造編集「公衆衛生学」第2版,医歯薬出版株式会社,2001年第2版

伊達ちぐさ,松村康弘,管理栄養士講座「公衆衛生学」 建帛社 2003年

厚生の指標「国民衛生の動向」臨時増刊,2006年,第53巻第9号,財団法人厚生統計協会

連絡先

大和 正幸 (633-7410),yamato@nutr.med.tokushima-u.ac.jp,栄養学科5F515室