2008年度 医学部 栄養学科 学部課程 栄養学科 — [必修]

栄養カウンセリング論

Nutritional Counseling

教授・關戸 啓子

2単位

目的

糖尿病,高血圧,高脂血症,肥満などの予防や病態コントロールには食生活をはじめとする生活習慣の是正がキーポイントとなる.個々人のライフスタイルに改善をもたらせるためには,生活習慣および生活上の問題点を把握し,問題解決の有効な指針をうち立てることはもとより,行動療法に基づいた自己変容を促す栄養カウンセリング手法が必要とされる.本講義では現実の栄養指導において必要とされるカウンセリング論およびカウンセリング手法について解説する.

計画

1.栄養士の栄養カウンセリングの必要性

教科書

ライフスタイルを変える行動療法

カウンセリング論

ライフスタイルへのアプローチ

食生活の改善

ライフスタイルへのアプローチ

飲酒のコントロール

ライフスタイルへのアプローチ

禁煙支援

ライフスタイルへのアプローチ

栄養改善プログラム

病態別のアプローチ

体重のコントロール

病態別のアプローチ

高脂血症

病態別のアプローチ

糖尿病

病態別のアプローチ

食行動異常

病態別のアプローチ

うつ病

病態別のアプローチ

その他疾患

小松啓子,大谷貴美子編「栄養カウンセリング論」栄養科学シリーズNEXT(講談社)

宗像恒次編「栄養指導と患者ケアの実践ヘルスカウンセリング」(医歯薬出版)

足立淑子編「ライフスタイル療法」(医歯薬出版)

その他講義資料

連絡先

關戸(088-633-9035, sekido@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水・金曜日 18:00∼19:00