臨床栄養学実習(病院)

Practice of Clinical Nutrition (Hospital)

1単位

目的

調理学，給食管理学，臨床栄養学を履修した後，病院における患者食の給食管理及び栄養管理・栄養指導の実際を実地において修練し，管理栄養士として具備すべき知識及び技能全般を体得する．

1.	病院における栄養管理室の機構と概要及び特質組織と機構(栄養管理室の運営と管理，チーム医療における役割)，関係法令(医療法，栄養改善法，入院時食事療養の基準)，栄養管理室の機構(栄養委員会の運営，検食の実施)等について学習する．
2.	患者食の運用約束食事箋(一般食と特別食)，献立作成(食事基準，食品の選択基準，食品の管理，作成献立の評価)，食材料の管理(食材納入の基準，食品廃棄基準，食品の衛生管理)，衛生管理(大量調理施設衛生管理マニュアル，食品管理)等について学習する．
3.	栄養食事指導の実際病態に応じた食事基準と摂食状況，栄養状態の評価・判定，栄養補給，食事療法ケアプランの作成，食習慣改善のためのカウンセリングを学習する．
4.	患者食関係帳簿及び報告書情報処理や入院時食事療養に伴う帳簿について学習する．
5.	諸調査の方法及び評価について嗜好調査，残食調査，症例研究等を行う．
6.	緊急時における対応マニュアル災害時や食中毒発生時における対応，医療事故防止安全対策について学習する．

「栄養管理のチーム医療」(武田英二，他，編集)文光堂，2006年

分野作成実習書

「実践臨床栄養学メモ」(武田英二，中屋豊，高橋保子，共著)文光堂，2003年

武田英二 (2525，088-633-7093，takeda@nutr.med.tokushima-u.ac.jp)，栄養学科棟512号室

オフィスアワー: 月曜日16時∼17時

徳島大学病院

最終更新: Fri Nov 21 17:36:45 2008 　このページは EDB から自動生成されました．